出版社内容情報
小さなはりねずみのププとポポが困っている友だちを助ける、優しさを描いたお話。繰り返しのフレーズが読み聞かせにぴったりです。
内容説明
ププとポポがおばあちゃんのたんじょうびにつくったホットケーキ。でも、どんどんちいさくなって…。なにがおきたのでしょう？
著者等紹介
よしだあつこ［ヨシダアツコ］
京都府生まれ。脚本家、作家。ＮＨＫ Ｅテレ『ハッチポッチステーション』『中学生日記』他、映画・ドラマ・教育番組などの脚本多数
川副真佑実［カワゾエマユミ］
東京都生まれ。企画デザイン業務を経た後、イラストレーターに。現在、主に幼児雑誌の表紙イラストおよび挿し絵を描き、その柔らかな画風は多くの人を魅了している。また、カレンダーなどのステーショナリーやキャラクター製作なども手がけ、幅広い分野で活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k sato
37
パンケーキよりホットケーキ派です(;´Д｀)ホットケーキ作りに失敗した話ではなく、心がホットになる物語でした。おばあちゃんの誕生日に特大のホットケーキをプレゼントしようと、双子のハリネズミが奮闘します。ところが、おばあちゃんに届ける道中で・・・あ、くまさん！一口がデカすぎます！はたして、おばあちゃんのお誕生日会は成功したのでしょうか。「情けは人の為ならず」は有名な諺。いずれは巡り巡って自分に返ってくるから、誰にでも親切にしたほうが良いのです。ビジネスだとサービスの対価が売上金や信頼、企業価値になるわけです2024/01/23
わむう
32
「ハシビロコウのはっちゃん」とは画風が全く違うので同じ作者さんとは気づきませんでした。おばあちゃんの誕生日に手作りの大きなホットケーキを作って、持っていくハリネズミのブブとボボ。途中で、お弁当を落としたリスや、はらぺこウサギ、元気のないクマに出会って、少しずつ分けてあげます。お返しにイチゴや蜂蜜、木の実をくれました。ホットケーキは小さくなってしまったけど、みんなから誕生日を祝ってもらったおばあちゃんが幸せそうで良かった。幼稚園の読み聞かせ向き。2022/02/01
荒野の狼
27
「でこぼこホットケーキ」は3分ほどで読了できる絵本。ハリネズミの双子が祖母の誕生日のためにホットケーキを焼いて、これを祖母の家に持って行く話。道なりに最初にリスに会ってホットケーキの一部を分けてあげるところで、物語の結末がわかったかと思いきや、途中でひとひねりされていてよい。秀逸な場面としては、熊にホットケーキを分ける時には熊の大きな身体と口から、ホットケーキがなくなってしまうのではという危惧がハリネズミの双子と読者で共有でき、スリルが味わえる。登場する動物は、他に兎。2024/01/21
かおりんご
27
絵本。おばあちゃんの誕生日プレゼントに焼いたホットケーキ。運んでいる途中で、いろんな森のお友達に分けてあげる優しいハリネズミちゃんたち。最後は素敵な終わり方。こころ温まります。2021/12/12
anne＠灯れ松明の火
26
読友さんご紹介。隣市で。はりねずみのププとポポは、おばあちゃんの誕生日に、大きなホットケーキを焼いて届けることにしたが、途中で会った動物たちに……。展開は読めるけれど（似たような話を読んだような。こちらが先かも）ほのぼのした、かわいらしい話と絵なので、ヨシ♪2021/10/21
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