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出版社内容情報
地球上からすでに途絶えてしまった最上質の伽羅、沈香、白檀。「樹木の宝石」ともいわれる香木の全容がわかる、はじめての図鑑!
内容説明
この地球上から途絶えつつある最上質の伽羅、沈香、白檀。「樹木の宝石」ともいわれる香木の全容がわかる、はじめての図鑑。
目次
序章 香木の基礎知識(代表的な香木;伽羅・沈香の分類;六国と五味)
第1章 香木の図鑑(伽羅;沈香;沈水香の形成過程 ほか)
第2章 香木文化の図鑑(名香と香道具;伝書にみる聞香;聞香道具 ほか)
著者等紹介
山田英夫[ヤマダヒデオ]
1948年京都府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。会計学研修後、株式会社山田松香木店入社。1986年同社代表取締役社長、2019年同社代表取締役会長。そのほか、一般財団法人香木文化財団理事長、公益財団法人冷泉家時雨亭文庫評議員、公益財団法人お香の会評議員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しげ
58
志摩のホテルサロンの蔵書です。日本人と香り(香木)との関わりは6〜7世紀頃からで世界的にはそれ程古くないと知りました。ドラマにも出て来ますが時の権力者との関わりも興味深いものが有ります。いかんせん高価で希少な「伽羅」死ぬまでに一度は味わってみたい香りです。2024/11/26
鯖
17
今後、産出量は減る一方であろう香木の記憶を今のうちに残しておきたいという著者の想いから作られた本。白檀はぬるっとしてるけど、沈香と伽羅はゴッツゴツしてる。沈香の須弥山に、白檀のちっちゃい二十五仏が配置されてる置物がものすごかった。龍涎香等の動物系の香や香道の解説もあり、面白かった。2021/02/21
HH2020
6
〇「たまにはお香でも楽しんでみようかな。」柄にもないが、図書館の新着本コーナーでみつけて何気なく借りた。内容は香木の写真が多数並び、産地別に解説がついている。 まあ、「図鑑」というのだからこんなものだろうけど、お香の楽しみ方などにはほとんど触れていなくて、私の目的には適わなかった。手持ちの木材でよい香りのするものがあり、白檀の原木の写真がそっくりだったので、これは白檀かもと思ったが、白檀の香り自体が本の写真ではわからず残念(><)。付録に現物が付いていたらこの本の価値は百倍に上がるのに、と勝手な感想。2019/12/30
Abercrombie
6
「樹木の宝石」ともいわれる、伽羅、沈香、白檀といった、香木の全容を写真とともに紹介する。とっつきよさそうなタイトルと見た目に反し、素人にはちんぷんかんぷんの専門的な内容だったが、珍しい香道具や香原料(乳香、没薬、安息香なんて初めて見た!)に「へぇー」である。2019/12/13
momo momo
2
図鑑というだけあって写真が多く、説明も分かりやすく読みやすい一冊でした。香木に対する知識の無い私にとっては最初に読む一冊としてとても良かったです。2023/05/31