出版社内容情報
どの本よりもわかりやすい茶花の入門書。洋花でもOK!花屋で買える花でもOK!花入は3種類でOK!3つのコツを提案!個々のプロセスや注意点をやさしく簡潔に図解 。初心者が陥りやすい失敗を、手取り足取り指導 します。
内容説明
下準備のポイントから、生徒の作品の手直しまで、いちばんやさしい茶花の教科書。
目次
1章 椿をマスターする(茶花らしさ三つのポイント;椿一種を入れる ほか)
2章 一種で(菜の花を入れる;貝母を入れる ほか)
3章 二種で(ガラスの壺に夏草二種を入れる;蛍袋に縞葦を添えて ほか)
4章 多種で(紫陽花を主に五種の夏草を入れる;木槿を主に三種を入れる ほか)
著者等紹介
渡辺宗恵[ワタナベソウケイ]
裏千家教授。三歳から茶道を母に学び、小学生で裏千家に入門。少数の弟子を自宅で教えるほか、企業の茶道部の指導も。また、渋谷教育学園幕張高校茶道部の指導を二十八年間続けて現在に至る
佐藤宗樹[サトウソウジュ]
東京藝術大学准教授。ドイツ・北欧など西洋美術史の研究に勤しむ一方、渡辺宗恵氏に師事して茶の湯を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へへろ~本舗
3
生け花の延長で茶花も参考に。ビフォーアフターがあるのが勉強になる。生け花は型を持ちその中で自然の情景や植物の出生を表すが、茶花は型を持たず自然の風情がままに投げ入れる。でも両方に共通するのは足元(水際)が大事である事。2022/03/07
すーふ
1
個人的には今まで読んだ茶花関連の本でいちばん実際に花をいけるのに具体的に役立った。花は茶歴と個性に負うところが多く教えることができない、という考え方があるのを初めて知った。2024/08/22
キヌモ
1
茶花について、懇切丁寧にわかりやすく書いてあって、参考になりました。図書館本なので、購入しようかと、迷っています。茶花を育てている母に送ろうかな、と、