出版社内容情報
雨に濡れた宛先不明のはがきを拾った郵便屋さん。残された手がかりから、気のいい仲間たちと一緒に届け先を探すことに…。どんどんページをめくりたくなる、 楽しくて心温まる謎解きストーリー。子どもたちが大好きなお手紙のしかけ絵本です。リズミカルな文章と、色鉛筆で描かれた上質な絵も魅力。
内容説明
ゆうびんやさんが手にしたまいごのてがみ。いったいだれにあてたものでしょう?かわいいはがき付きの心あたたまる絵本です。
著者等紹介
石井睦美[イシイムツミ]
作家、翻訳家。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を受賞。『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞受賞
平岡瞳[ヒラオカヒトミ]
イラストレーター。書籍や雑誌の挿画、絵本の分野で幅広く活躍中。おもに木版やゴム版、色鉛筆を使用したぬくもりのある絵が人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
42
雨でところどころ読めなくなってしまったハガキ。郵便屋さんはおお困り。ここはという所に届けますが違いました。ここはの皆が郵便屋さんと一緒に探します。絵本の中に本物のハガキが挟まっているのが楽しい。最後に届いた所で読んでいると、出した本人が訪ねてきました。そこから皆で持ち寄りパーティー。郵便屋さんの「ああ 郵便を届けるって なんて 素敵な仕事だろう」うんうん、本当にそう!2024/02/21
たまきら
29
おお、これはかわいい。雨に濡れたせいで判読不能になってしまったお手紙に苦労する郵便屋さんと、金魚のフンのようについてくる村人たちがかわいいです。はがきがきちんとはがきサイズで本に登場し、オタマさん何度もめくって楽しんでいました。2018/05/22
南
21
本当のハガキサイズのお手紙が綴じてあります‼。可愛いです。封筒に手紙が入っている絵本があったのを思い出しました。2019/01/21
遠い日
16
にぎやか森に郵便を届けに来た、くまの郵便屋さん。雨にぬれて字の消えたハガキの届け先に大弱り。ところどころ消え残ったことばを頼りに、森のみんなで訪ねて歩く。みんなの考えを重ね重ねてたどりついた届け先。にぎやかな持ち寄りパーティーまで開けちゃった、すてきな午後。挟み込まれたハガキが楽しい。2018/04/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
くまのゆうびんやさんは、雨に濡れて字が消えてしまった手紙(葉書き)を持って困っています。にぎやかもりの動物たちが手伝ってくれて迷子の手紙を届けます。実物?の葉書きがページになっているしかけ絵本。2022/05/25
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