出版社内容情報
建築家としてデビューした著者は、どんなふうに家をつくってきたのか。10年間でつくった8つの住宅と、未来の自邸をめぐる物語。建築家、独立10周年・・・
「いかなる建築にも、物語があるものです。
とりわけ住宅という建築には、住まい手たちの物語があり、それは、どこか生命体のように、設計者である建築家の意図をはるかに超えて、時間とともに大きく成長していきます。
住宅には、住まい手たちを中心にしてコスモロジーがつくられていくのです。
それを、ぼくなりに綴ったのが、この一冊です。」(あとがきより)
内田樹氏の自宅兼道場《凱風館》で建築家としてデビューした著者は、それからどんなふうに家をつくってきたのか。
10年間でつくった8つの住宅と、いつかつくりたい未来の自邸をめぐる物語。
光嶋 裕介[コウシマ ユウスケ]
著・文・その他
内容説明
内田樹氏の自宅兼道場“凱風館”で建築家としてデビューした著者は、それからどんなふうに家をつくってきたのか。10年間でつくった8つの住宅と、未来の自邸をめぐる物語。
目次
凱風館(2011)―記憶の器としての「みんなの家」
祥雲荘(2013)―都市の中で伸びやかに住まう
如風庵(2014)―素材に対する徹底的なこだわり
望岳楼(2015)―つくり続ける悦び
旅人庵(2015)―地層のように積み重なる家族の時間
群草庵(2017)―空っぽの中心が引き寄せるもの
森の生活(2018)―移ろいを囲みながら
静思庵(2018)―毎日のわくわくドキドキ
未来の光嶋邸(20××)―家を他者に開く
著者等紹介
光嶋裕介[コウシマユウスケ]
1979年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。建築家。一級建築士。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年同大学院を卒業し、ドイツの建築設計事務所で働く。2008年帰国後、独立。2011年、内田樹氏の自宅兼道場“凱風館”を設計、若手建築家の登竜門である「SDレビュー」2011に入選。神戸大学で客員准教授、早稲田大学などで非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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