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トランボ―ハリウッドに最も嫌われた男

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  • サイズ B6判/ページ数 451p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418165094
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0097

出版社内容情報

ハリウッドの黄金期の実話をもとにした、『ローマの休日』などの名作を生み出した名脚本家の真実の物語。7月公開映画の原作本。どんな逆境に置かれても、仕事に妥協することなく、自分の信念を貫き通した――。
家族のために、そして、すべての人の言論や思想の自由のために。
『ローマの休日』をはじめ、数々の名作を世に残した、名脚本家の真実の物語。
映画化され、7月22日より公開! 原作本では、映画では描かれていない、脚本家としての名声を得るまでの道のりも綴っている。

ブルース・クック[ブルースクック]

内容説明

1940年代のアメリカ、赤狩りの時代。ハリウッドですべての仕事を奪われてもなお家族と仲間のために偽名で仕事をこなし、2本の作品でオスカーを受賞した脚本家、ダルトン・トランボ。理不尽さをものともしない不屈の半生にインタビューで迫った傑作ノンフィクション。映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』原作。

目次

冬のライオン
コロラド
デーヴィス・パーフェクション・ベーカリー
駆け出し作家時代
クレオとジョニー
戦争の時代
ハリウッド・テン
ブラックリスト時代の始まり
ケンタッキーでの日々
売り込み
ブラックリストを破る
現実の世界で
ヒーローと悪漢

著者等紹介

クック,ブルース[クック,ブルース] [Cook,Bruce]
1932‐2003年。批評家、ジャーナリスト、作家。クックとアレグザンダーふたつの名義で書かれたフィクションとノンフィクションを合わせると著作は23作に上る。シカゴ生まれ。ロサンゼルスとパリで暮らした

手嶋由美子[テシマユミコ]
津田塾大学英文学科卒。アメリカのマサチューセッツ州立大学大学院で英米文学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ペグ

60
「ジョニーは戦場へ行った」は小説も映画も好きだった。これほどの反戦メッセージを書き、描いたトランボに興味があった。作家でもあったブルース・クックがトランボと交流のあった人々にインタビューして出来あがった作品。ブラックリストの時代のある年にカレイ・マックウィリアムスに送られたクリスマスカードに書かれていたメッセージは「心の健康をぶちのめせ」!反骨のトランボの生き方に圧倒され、読後胸が熱い。2018/04/07

46neko

3
友人に映画を勧められ、先に原作を読んだ。伝記は普段読まないが、トランボの友人や仕事仲間、彼に関係した人達のインタビューによってトランボの人となりを浮かび上がらせていく方法は、スリリングで面白かった。実際ハリウッドで何が起こったのか、また脚本家とはどうゆう職業なのか、知らないことが多かった。さてDVD借りてこなきゃ。どんな風な脚本になっているのか、楽しみ。2018/05/02

たみき/FLUFFY

2
映画では描かれていない、トランボの両親の話や、若い時から金銭で苦労した話なども書かれている。トランボ本人はもちろんのこと、妻のクレオや友人達、彼に関係した人達にインタビューをして書かれたトランボ伝記。ちなみに本人のチェックは入っていないという。この本を映画「トランボ」の脚本家マクナマラに勧めたのは、イアン・マクラーレン・ハンターだ。マクナマラによる序文は、映画を観た後に読んでも面白いはず。映画には出なかったが、レイ・マーフィと、アール・フェルトンとのエピソードは、トランボという人物の本質がわかると思う。2016/07/24

Yuko

1
ローマの休日の脚本を書いたダルトン・トランボ。 禁酒法とか赤狩りとか・・・自由の国アメリカって???2017/01/06

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