やさしい、いけばなの基本―人気花、定番花で品よく、おしゃれにはじめる

竹中 麗湖【著】

世界文化社（2016/12発売）

• サイズ B5判／ページ数 127p／高さ 24cm
• 商品コード 9784418164356
• NDC分類 793
• Cコード C2076

出版社内容情報

ありそうでなかった、流派に関係なくはじめられるいけばなの入門書。オールプロセス付きだから必ず真似できる、わかりやすい！和風に花をアレンジしたいという時の参考に、センスよく和風に花をあしらうための入門書。いけばなの専門書ではないので、どなたでも身構えることなく、気軽にいけばなをはじめられます。必要最低限知っておきたいいけばなの基本と、季節ごとに、玄関やリビングなど飾る場所別の花の実例、正月や雛祭りなど行事花の実例をすべてフルプロセス写真とともに解説。ぜひ本書を参考に日常生活に花を取り入れてください。 基礎から応用までを網羅したいけばな入門書の決定版です。

竹中 麗湖［タケナカ レイコ］

内容説明

身近な花材や、人気の高い花を使って。季節やイベント、飾る場所ごとに豊富な作例を紹介！基礎から応用まで、誰でも気軽にはじめられる！いけばな入門書の決定版。

目次

１　人気花を使った季節のいけばな（春；夏；秋；冬）
２　四季のイベントを彩るいけばな（正月；節分；ひな祭り　ほか）
３　いけばなきほんのき（基本の道具；花材の切り方；水揚げの方法　ほか）

著者等紹介

竹中麗湖［タケナカレイコ］
１９５８年草月流入門。枠にとらわれない自由な表現を追求し、現代いけばなの発展に貢献している。商業空間、パーティ会場、能舞台、テレビ番組などさまざまな空間に作品を提供。ピエール・カルダン・マキシム賞をはじめ、受賞多数。また、文化交流として欧米、アジア、オセアニア、南米諸国を訪問し、デモンストレーションやワークショップを行うなど、活躍の幅を海外まで広げている。草月会本部講師を担当。草月会理事、チームメチエ主宰者としても活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆーかり]

先日読んだフラワーアレンジの本よりもアーティスティック、“生花”。「庭に咲くぎぼうしの葉を使いましょう」ぎぼうし無いし、庭もない…。一軒家の立派なおうちの方向け？こんな風に立派なお花が生けてある広い空間があるおうち、素敵。先日の本は斜めが基本とあったけれどこの本では、枝物は斜めに、草花は茎が真横になるように直角に切るとある。さりげないお花もセンス良くすっと飾れたら。気持ちも変わりそう。

2022/05/31

[G-dark]

草月流らしい、枠にとらわれない生け方が学べる本。わたしは池坊の先生に教えていただいているのですが、他の流派の生け方も学んで表現の幅を広げたいです。この本で特に大胆で素敵だなと思ったのは主に二つの作品。P56〜57掲載のお正月の作品は、松、苔梅、水引、ワイヤー、寿鶴、ガラス製花器を面白く活用。雄鶏のように見えて楽しいので、酉年の元日に生けたら映えそう。P61掲載の節分の作品は、折り紙で作った鬼を、鬼が嫌うと言われる柊に添えるというアイディアが楽しいです。

2018/12/25

[ゆき]

とても綺麗な本でした。心が洗われます。 花を生けてみようかなと思いました。

2017/03/23