出版社内容情報
森の散歩が10倍楽しくなる森の落とし物探しを提案!拾う楽しさ、作り飾る楽しさ、贈る楽しさ、喜びとときめきいっぱいの一冊です。本書には、木の実を中心に著者が森で拾い集めた、自然の落とし物を紹介してあります。その代表が「リスのエビフライ」。リスがまつぼっくりを食べた食痕(食事をした痕跡)がエビフライにそっくりなことから名づけられました。その他、バラの花そっくりのまつぼっくり「シーダローズ」など、すごい!・ふしぎ!・びっくり!等々、ページをめくるたびに感動がいっぱいです。今まで知らなかった森歩きを提案するとともに、拾った木の実の活用法も紹介した、自然が好きな方へのプレゼントに最適な一冊です。
飯田 猛[イイダ タケシ]
内容説明
あなたはもう知っていますか?「リスのエビフライ」のこと。“散歩家”の著者があなたに贈る、新しい森の歩き方。さあ、親子でドキドキ・ワクワクの森探検に出かけよう!
目次
第1章 リスのエビフライ
第2章 森の落とし物を探そう!
第3章 シーダローズの秘密
第4章 鳥の巣と鳥の羽
第5章 どんぐりの魅力
第6章 木の実の贈り物
第7章 木の葉の物語
著者等紹介
飯田猛[イイダタケシ]
散歩家、編集者。長年、世界文化社にて絵本・児童書・自然分野の書籍の編集に携わる。現在、世界文化クリエイティブの編集者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
73
表紙の写真がとても可愛らしくて、手に取りました。うちには家の裏に林があります。竹がほとんどですが、全体を歩いたことがないためによくわからないけれど、ご先祖様が植えた杉や梅、柿、ヒノキ、コナラなどがあります。著者は編集者さんとのこと、森の落とし物の収集をされています。文章は親しみのある温かい雰囲気で、森でのスケッチもほのぼのとしていて味がありました。「リスのエビフライ」初めて知りました。リスは居ないのでアカマツは有るけど出来ないな残念。遠出して大きな森で木の実や木の葉を収集する秋の宝探し、やりたいですね。2016/10/07
よこたん
48
“もしいつか、あなたがリスのエビフライを拾いたくなったら、森へ行ってみてください。” ♪何があるのかな〜この森の、奥に♪と、古いアニメ(山ねずみロッキーチャック)の歌を口ずさみながら読んだ。もうリスの(または森の)エビフライが心から離れない。ちょっと揚げすぎて焦げかけカスカスのエビフライを製作中のところを、こっそり覗き見たくてたまらない。大量のエビフライコレクションは圧巻。バラの花のドライフラワーかと見まごうヒマラヤスギの松ぼっくりや、青と黒のまじるカケスの羽、ころりとしたツヤツヤのどんぐり。ああ素敵。2020/11/28
こみっくま🍏10
30
図書館で陳列されていた本。秋らしく素敵な表紙に惹かれてページをめくったら、リスのエビフライ?秋の森にバラ?え?それなに?ってなって 家に連れ帰りました。いろんな種類のどんぐり、紅葉する葉っぱの美しさそして鳥の落としものの羽など。出不精の私でもハイキングとか出かけてみようかなっていうワクワクを感じられる本。全てカラーなので目にも楽しい。2020/10/30
鯖
15
リスたちがまつぼっくりの鱗片を一枚一枚はがして食べた後にできる通称「森のエビフライ」が圧倒的。バラの花のようにみえるヒマラヤスギのまつぼっくり。どのページも面白い。なによりもカナダで亡くなった星野さんのおみやげの、まだ森の匂いがするというカリブーの角。もう20年も経ってしまったんだなあ…。2016/10/22
ラムネ
2
作者の方の自然への愛が溢れてる一冊。葉っぱや木の実ひとつでこんなに想像を膨らますことが出来るなんて!森の公園を歩くことが多いのですが、これからもっとお散歩が楽しくなりそうです。2016/10/11