出版社内容情報
幼児期にふさわしい「幼児の数学的思考を育てる教育」を経験の浅い保育者にもわかりやすく解説、実践するための方法を具体的に紹介。
知識を詰め込む「早期教育」も、「気ままに遊ばせておくだけの保育」も、どちらも正しい姿とは言えません。子どもが本来もっている知りたい・やりたいという意欲を引き出すためにはどうしたら良いのか? 幼児期にふさわしい「幼児の数学的思考を育てる教育」を実践するための、「子どもの発達の読み取り」・「環境整備」・「子どもへの働きかけ」を具体的に紹介します。幼児一人ひとりがより良い人生を歩むことを願う保育者の必読書です。
目次
第1章 あそびの中の数学的体験(同じ仲間を集める(1) ものの集まり
同じ仲間を集める(2)集まりの名前 ほか)
第2章 生活の中の数学的体験(かたち(1)まる しかく さんかく
かたち(2) かたちの再現 ほか)
第3章 かずに出会う(数える(1)自然数
数える(2)集合数 ほか)
第4章 かずの大きさを比べる(5までのかず;5のまとまり ほか)
著者等紹介
平山許江[ヒラヤマモトエ]
子育てのための退職や大学院への入学をはさみながら、私・国立幼稚園で断続的に20年勤務した後、文京女子短期大学を経て、文京学院大学特任教授。主に大学院人間学専攻保育コースの指導に当たっている。同時に子育てフォーラム等を通じて子育ての楽しさを伝える講演会や、現任保育者の資質向上を目指した研修活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。