出版社内容情報
子どもから大人まで楽しめる、量子論の知識を下敷きにしたファンタジー小説。
この宇宙を支配する「カントの式」とは……?謎の一族の末裔、ハミル・ハミルが体験する不思議な旅の物語。
時空を旅する少年カント、イモムシのクロ、カマキリ医師、電子のデンジー、生まれたときからクルクル回り続けている双子の姉妹カイラとヘリーなど、さまざまな出会いを繰り返す中で、少年はいつしか成長していく。
自然科学が明かす奇妙な世界を舞台に、愛と友情の大切さを説く異色のファンタジー。
物語のバックボーンになっている物理学の理論については、科学ジャーナリスト・瀧澤美奈子氏が巻末でわかりやすく解説しています。
内容説明
謎の一族の末裔ハミル・ハミルが体験する不思議な旅。さまざまな出会いの中で、いつしか少年は成長していく…。自然科学が明かす奇妙な世界を舞台に、愛と友情の大切さを説くファンタジー。
著者等紹介
菊池紗緒[キクチサオ]
東京生まれ。上智大学理工学部物理学科卒業、同修士課程に入学。修了後、上智大学生命科学研究所の博士後期課程を経て、博士号(理学博士)を取得。現在は会社の取締役、美術館の館長などを務める。物理学の知識を背景にした『ハミル、時空を飛ぶ』が処女作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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