内容説明
『雲を掴め』は序章に過ぎなかった!誰も語らなかった勝者なき15年戦争の真実。
目次
沼津
日立のことは言えない
守秘義務
訴訟は避けられない
アムダール社の反乱
少年探偵団
君は黙っていろ
ロゼッタ・ストーン
ヘンリー・キッシンジャー
仲裁人選び〔ほか〕
著者等紹介
伊集院丈[イジュウインタケシ]
1958年、東京大学法学部卒業。企業数社に勤務、その間、知的財産権の知識を修得。2007年より作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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k_m_d_ds
1
富士通とIBMの互換ソフトをめぐる攻防。フィクションとはなっているが、かなり実話に近いのでしょう。やっぱり訴訟は大変そう。2018/03/18
R
0
雲を掴めの続編。富士通とIBMが国を交えて、大喧嘩していたところの実録本でした。前作同様に、富士通側からの話しのため、どこまで正しいと見るかは議論の余地があると考えますが、深刻に疲弊していく商談というか、やりとりは読み応えがあり、終わりは結局、議論を尽くした結果というよりも、お互いの体力が切れた、その間に時代が変わったということだというのが衝撃でもあり、IT世界をよく現しているとも思えて、大変面白い小説でした。2013/05/06
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