出版社内容情報
医師に最高のパフォーマンスを発揮してもらうためには、適切な情報提供が不可欠。そのための受診のコツをわかりやすく解説する1冊。
病院へ行く前に必読!次の診療から使える、手遅れを防ぐ病院マニュアル。
「3時間待ちの3分診療」。日本の病院は昔からそんなふうに言われてきました。しかし、その3分で運命が変わることがあります。伝えたいことを医者に充分伝えきれずに病気を見逃されてしまったら悲劇です。3分間でどこまで自分の体調を説明できるか、どうすれば目の前の医者から正確な診断を引き出せるのか、それにはコツがあります。実践すると3分の診療が10倍にも20倍にも充実するコツ、病院での不満や心配が減り、健康と長生きが手に入るコツ、医者が患者さんに伝えたい病院利用のコツ、そんなコツが本書にはギュッと詰まっています。
内容説明
病気は人生の一大事。しかし残念ながら今の病院では診療時間を十分にとることができません。3分診療で、医者におまかせの受診では損する患者になってしまいます。納得の診療をうけて病気を手おくれにしないために「受診のコツ」を身につけてください!医者を味方にして危機をのりこえるだれにでもできる「コツ」をご紹介しています。
目次
第1章 病院編 今すぐ実践!「受診のコツ」でうまくいく(医者の考えグセ「カルテ思考」に合わせて話す;心配な場所は「ここ!」と言って指でさす;受診用の「メモ」を作る。スマホの写真・ビデオも活用 ほか)
第2章 症状別編 受診前のセルフ診断で手おくれにしない(「急な変化」は無視しない。病気を知らせる重大シグナル;自分の違和感とセルフ診断で病気を早期に発見する;頭痛―「突然」か「最悪」かをチェック ほか)
第3章 未来対策編 健康は自分で守る。きたる医療問題でも損しない(必ずやってくる、診療が受けられなくなる時代を想定する;健康づくりに奇策なしと心得る;結局、なにを食べればよいのか「受け身」の食事から「味わう」食事へ ほか)
著者等紹介
高橋宏和[タカハシヒロカツ]
1973年千葉県生まれ。医師、医学博士。内科認定医。神経内科専門医。麻布高校、千葉大学医学部卒業。同大大学院では重症筋無力症の臨床研究に従事。卒業後9年にわたり千葉県内外の勤務医を経験。その後一時病院を離れて松下政経塾29期生となり、国内外の医療現場のフィールドワークを行う。現在は松戸神経内科およびJCHO東京高輪病院勤務。おもに認知症などの診療にあたる。一般社団法人『臨床+α』理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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