出版社内容情報
ご飯の炊き方など基本の技から、季節を盛り込む上級の技まで、2年待ちの料理教室で披露されている森川流のテクニックを大公開!
ぎをん浜作をこよなく愛してきた御贔屓筋たちが〆ごはんとしてリクエストした丼の数々、その秘伝レシピをあますところなく紹介。ご飯の炊き方など基本の技から、季節を盛り込む上級の技まで、2年待ちの料理教室で披露されている森川流のテクニックを大公開!
内容説明
御贔屓筋がリクエストした“メニューにはない”至福の絶品、アイディア溢れるレシピを一挙公開―親子丼20種、季節の御馳走丼、御贔屓丼、などなど。
目次
四季の豪華丼(春―伊勢海老と笥の寿老丼;夏―鮑とじゅんさいのさざ波丼 ほか)
第1章 親子丼尽くし(正調親子丼;甘辛江戸風親子丼 ほか)
第2章 ぎをん季節の御馳走丼(正月;七草 ほか)
第3章 丼いろいろ(鯛尽くし五種;づけ丼 ほか)
第4章 御贔屓丼(マーロン・ブランド;ジョセフィン・ベーカー ほか)
著者等紹介
森川裕之[モリカワヒロユキ]
京都を代表する板前割烹「浜作」のご主人。「浜作」は日本最初の板前割烹で、現当主は三代目にあたる。河井寛次郎などの知られざる名品に盛り込んで供する料理は、眼福、至福の一言に尽きる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さっちも
12
カウンター割烹の先駆者「浜作」が、お客様の要望に応えるために編み出した、数々の丼レシピを披露。歴々の顧客たち、たとえば川端康成や谷崎潤一郎クラスの大物たちは、味は勿論のこと、美や文化的背景をも食事に求めるわけです。そういった顧客とカウンター越しに生まれる共作の丼ぶり達のイリュージョンが圧巻です。2021/03/22
さっちも
7
手軽に腹を満たすという庶民の丼の概念が覆される。なぜこの本の写真をみるだけで恍惚としてしまうのか。なぜ。2021/12/16
あいちょ。
2
図書館。 親子丼凄いわ。2019/03/06
ナポレオン井上
1
京都の魅力が詰まっている。全部美味しそう。にしても各界の大物はみんな浜作にいったのですね。2021/01/23
お抹茶
0
おなじみの丼から,四季折々の献立,有名文化人に出した丼など多様なレシピを著者のコツ付きで紹介。板前割烹としての矜持,素材や道具の話など,読み物も入る。料理に合わせる食器もさまざまで,器の妙も含めて一流店の技を学べる。2023/11/08