出版社内容情報
目にするだけ、耳にするだけでも面白い生物の珍名を、精緻なイラストとともに解説した雑学本。
目にするだけ、耳にするだけでも面白い生物の珍名を、精緻なイラストとともに解説した雑学本。
内容説明
なんだこれ?124種の珍名いきもの収録!命名の由来や生態など薀蓄満載!
目次
1 動物(魚類;哺乳類;カエル類;昆虫類;ミミズ類;貝類;ウニ類;イソギンチャク類;カニ類;クラゲ類;ホヤ類;ヒドロ虫類;コシオリエビ類;タルマワシ類;ナマコ類)
2 植物(草本;木本;海草)
3 原生生物(鞭毛虫類)
4 菌類(キノコ類)
5 変形菌(フンホコリ類)
著者等紹介
北嶋廣敏[キタジマヒロトシ]
文筆家。福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。短歌・美術の評論でデビュー
藤田和生[フジタヤスオ]
1952年生まれ。高校のころより日本通信美術学園のコンクールにて68年特選、69年努力賞受賞、70年スタジオ大賞受賞、71年日美賞受賞。70年大阪デザイナー学院入学、71年中退。73年上京、デザインスタジオ入社、74年退職。以後フリー。雑誌の表紙イラストや単行本のイラスト等を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
62
図書館本。表紙さえ触れない私がこの本を借りたのは、ひとえに甥っ子(中2)のため。「思春期真っ只中」と義妹に言われている甥っ子、おば(私)と2人で図書館に行って、一緒に変な本見てはぐふぐふ笑うくらいにはコドモです。思わず借りてきて、2人で続き見てぐふぐふしちゃいました。2016/08/19
たくのみ
16
楽しくなる名前、変な名前がたくさん。カッポレ(鯵)ヨダレカケ(ギンポ)ヒトミシリハゼ(ハゼ)、トゲアリトゲナシトゲトゲ(羽虫)、テンシノツバサガイ(二枚貝)、オトヒメノハナガサ(ヒドラ、)ハナデンシャ(ウミウシの仲間)。余計な情報を省いて、数行にまとめられた名前の由来、最低限の特徴に絞ったイラストもよかった。人に歴史あり、珍名にも歴史ありでした。2016/01/13
yamakujira
6
コンペイトウなんて見たまんまの魚とか、イタチキツネザルみたいにいったいなにかわからなくなりそうな猿とか、テンシノツバサガイなんてファンタジーな貝とか、ボロボロノキなんて科名にもされた気の毒な木とか、タイトル通り124編が楽しめる。ほとんどが見開きの片側がイラストだから、暇つぶしに軽く読めるし、ちょっと勉強した気分にもなって有意義な時間をすごせた。トゲアリトゲナシトゲトゲとかブタノマンジュウとかヘソクリとか別名まで手を広げずに標準和名で勝負してほしかったけれど、俗称もおもしろいね。 (★★★☆☆)2017/10/23
書の旅人
4
見つけた瞬間、手に取ってました。うーん、たまらない!こういう本、大好き!リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシとな。実に素晴らしい名である。昨今流行りの略語など、言語道断!きちんと名を呼ばなければいけません。これが植物でもっとも長い和名の…、リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシです。このリュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシは日本のほぼ全域に生息しています。リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシは、別名アマモとも呼ばれ…。なんか、じゅげむだな…。2016/02/03
あいちょ。
2
図書館。 イラストより、写真にすればいいのにねー。 なんて事を後輩と言いながら画像見るとヤバかった。 モノによってはイラストでなきゃ、子供ギャン泣きやで。 ウルトラマンボヤは軽く蕁麻疹出そうやったわ。2020/03/26