お洒落の旅人

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お洒落の旅人

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784418145119
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ファッション・ジャーナリスト大内順子さんの自叙伝。世界のモードを日本へ伝えることを使命として邁進してきた80年の人生録。

ファッション・ジャーナリスト大内順子さんの自叙伝。1934年に上海で生まれ、戦中戦後を経験。大学生のときにモデル業を開始、学生結婚を経てジャーナリズムの世界へ。20代半ばで大きな交通事故により視力を失うも、奇跡の復活を果たし、世界のモードを日本へ伝えることを使命としてファッションの道へと邁進してきた80年の人生録。仕事への情熱、家族や仲間への愛、何事にも挑戦する諦めない姿勢が胸を打ちます。上海時代から現在までの豊富な写真も魅力の1冊。

内容説明

大学生とモデル、そして主婦を掛け持ちし、一躍時代の女性となった20代前半。大きな交通事故で視力を失い、希望を失いかけた20代半ば。そこから不死鳥のように甦り、日本で初めてのファッション・ジャーナリストとして世界を駆け巡った20代後半からの半世紀―。今こそ語り伝えたい、ファッションへの、美への情熱を、生涯その胸に抱き続けた勇気ある80年の人生。

目次

第1章 上海―その1 上海のフランス租界に生まれて
第2章 上海―その2 暮らしが一変した終戦前後
第3章 青山―その1 ファッション・モデルから学生女房へ
第4章 青山―その2 人生最大の試練を乗り越えて
第5章 パリ―その1 日本人初のファッション・ジャーナリスト
第6章 パリ―その2 美しいものへの愛と情熱に導かれて

著者等紹介

大内順子[オオウチジュンコ]
青山学院大学在学時からファッション・モデルとして活躍する一方で、画家・舞台美術家である宮内裕氏と結婚。卒業後はファッション・ジャーナリストに転向し、新聞、雑誌、ラジオ、テレビなど幅広いメディアに携わる。2001年「フランス芸術文化勲章」を受章。2014年10月30日永眠(享年80歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もへあ

4
高校生くらいから、いままでずっと好きで見ているテレビ番組、ファッション通信のナレーション、取材をしている方で、この間亡くなった話を聞き、残念に思っていたところ…本が出版されたと聞きさっそく読みました。大内さんのことをあまり知らなかったのですが、モデルさんで、サングラスはこんな理由でかけていたとか、改めてすごい人だ‼︎と衝撃を受けました。最期まで、仕事に対する姿勢が素晴らしくて、読んで良かったなぁと思えた一冊でした。やっぱりお洒落なくては生きていけない!2015/03/02

ひとひら

2
★★★★モデル時代の大内さんの美しいこと!!2015/03/13

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

2
圧巻。安井かずみのキャンティ時代と並べては問題かもしれないけど、時代の豊かさゆえになし得たものはある。存在そのものが美であった人。滅多に言わない台詞だけど、ご冥福をお祈りします、と心から。今の日本は貧しいね、悲しいことに。2015/03/06

でくす

0
僕が高校生の時、ファッション通信を見ていた時大内氏を知る。それからこの番組が地上波でやらなくなって以来番組を見なくなり、去年大内氏の訃報を知り、大内氏について思い出しこの本を手にしました。彼女について知ることが出来て良かったです。 2015/05/20

あや

0
洗練されたファッションと佇まい、上品でいて、はつらつとしていらっしゃる、テレビでお見かけした時には素敵な方だな~と憧れたものです。やはり良いところのお生まれお育ちに加え、時代を切り拓いていく努力と能力、センスにあふれていらしたのだと知ることができました。この本を完成させ、永年連れ添ったご主人の誕生日に旅立たれたそうで、理想の人生だなと思いました。2015/03/08

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