グラン・シャレの美学―言の葉づくし

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784418145034
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

著者は巨匠バルテュス夫人。海外に暮らしながら和の文化大使・芸術家としても評価される彼女の感性に触れる珠玉のエッセイ集。

スイスに拠点をおき和の文化大使としてヨーロッパでも有名な著者は、巨匠バルテュス夫人として、また自身もユネスコ平和の芸術家・画家として活躍。和と欧州を融合させたその美しい暮らしは多くの婦人誌に紹介されるや一躍日本女性の憧れの的となりました。本書は節子夫人が、多忙な芸術活動の折節にさまざまな思索を綴った「言の葉」(エッセイ)集です。そこには今まで語られなかった大胆で正直な生きかた、国際的な人間交流、日本人として生きることの感性、これからの女性のありかたなど多岐にわたります。書名の「グラン・シャレ」とは故バルテュスと暮らした最後の家。また、2014年は日本で最大規模となるバルテュス展(東京4月?と京都7月?)が予定されており、著者節子さんが世界中の美術館、個人コレクターに交渉、バルテュスのアトリエの再現なども尽力。見逃せない大回顧展となることでしょう。

内容説明

孤高の画家バルテュスと美の神に仕えたひとりのアーティスト節子夫人、そのみずみずしい心の軌跡を辿る最新随筆集。スイスの山荘グラン・シャレから美しき日本への想いを綴る。

目次

第1章 私の暮らし―バルテュスとの出会い、永の別れ
第2章 家族のこと
第3章 言の葉
第4章 仕事ことごと
第5章 女性が生きる刻
第6章 日本への想い

著者等紹介

クロソフスカ・ド・ローラ,節子[クロソフスカドローラ,セツコ]
画家、随筆家、ユネスコ「平和のアーティスト」、バルテュス財団名誉会長。東京生まれ、旧姓名、出田節子。1962年、上智大学フランス語科在学中に初来日中の画家バルテュスと出会い、67年、結婚。ローマにあるアカデミー・ド・フランス“メヂチ館”に暮らす。77年、バルテュスの館長退任に伴いスイス・ロシニエールに移住。1754年建設のスイス最大の木造建造物“グラン・シャレ”に暮らし、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

46
綺麗な本なんですがなんでしょう。可もなく不可もない絵に描いたような有閑マダムのエッセイ。節子夫人のお人柄で嫌味になっていない気もします。画家であったバルテュスはまさにこんな「絵に描いたような」生活を望んでいたのかも。庶民には手の届かない夢の国のエッセイ。2017/07/11

リコリス

10
偶然テレビでバルテュスの番組をみた後、また偶然にもバルテュス展のチケットを頂いた。テレビではバルテュス本人もだけど節子夫人の素敵な佇まいに一目惚れしてしまった。展示の最後が2人の思い出の品で溢れていて涙がこぼれた。20歳でバルテュスと出会い異国の地での生活は楽しいことばかりではなかったと思うけれど、どの写真も口角があがって背筋がピンと伸びている。 嫌いな時間をこの上なく楽しい時間になすことができるように瞬時を愛していきてゆきたいと思います。彼女の美しさの源は心の持ちようなんだろうな。2014/11/22

金木犀

2
「碁を打つ女」の序文を 美しい日本語で書かれてたので・・・。外国で暮らしながら日本文化を 大切にされている方で 言の葉 言霊を尊ぶ 信の愛の心 赦す心  アメリカインディアン 「シアトル酋長の言葉」は 魂の叫びです。・・・人は皆 地の一片なり 地は皆 人の一片なり・・・   ・・・大地に人が成す行為は 大地の子等に同じく帰せり・・・2014/06/02

Kazuo Ebihara

2
表紙女性の佇まいの美しさに目を奪われ、 思わず購入してしまった一冊。 著者は、上智大学学生であった20歳の時、 初来日した画家バルテュスに出会い、5年後に結婚した。 34歳、年の離れた結婚だった。 イタリア、スイスでの故バルテュスとの生活や、 その後の画家、文筆家としての仕事ぶり。 中村天空に師事し、合気道に親しむ暮らしぶりを、 豊かで美しい日本語で綴られた。 私は、「アカン洒落の美豚(ヴィトン)」ですから。 「言の葉づくし」より「柿の葉寿司」だね。 2014/04/26

Tetsuto

2
ピカソに「20世紀最後の巨匠」と言わせたパリ出身の画家バルテュス。今月19日から東京都美術館で展覧会が開催中。バルテュスの奥様が日本人の節子夫人。彼女は、バルテュスの初来日の時に出会い、結婚。彼の作風にまで影響を与えた人物。グラン・シャレとは、アルプスの山あいの村に1754年に建てられた木造ホテル。ヴィクトル・ユゴーが定宿にしていたという。バルテュスが買い取り、1977年から2001亡くなるまで節子さんとともに暮らした。バルテュス没後も、節子さんはグラン・シャレを大切に守り、着物姿で客人をもてなしている。2014/04/23

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