かの名はポンパドール

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  • サイズ B6判/ページ数 403p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784418135103
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ルイ15世の寵姫、美貌と知性に恵まれ、努力と才覚でヴェルサイユ宮殿で果敢に生きた、ポンパドール侯爵夫人の波乱に満ちた生涯。

時代は18世紀のフランス。平民の身分ながらブルジョワ階級の娘として貴族の子女以上の教育を受けて育ち、16歳で社交界にデビューするやパリ中の評判となり、その美貌と知性でルイ15世の心を一瞬にして奪ってしまったジャンヌ・アントワネット・ポワソン。ルイ15世の寵姫、ポンパドール侯爵夫人となり、フランスのみならずヨーロッパの芸術、文化の発展に目覚ましい貢献を果たし、事実上の宰相・外相の役目まで務めた、ポンパドール夫人の類い稀な活躍を華麗に描きます! 自らの努力と才覚で果敢に生き抜いたポンパドール侯爵夫人の前向きでひたむきな生き方は、現代を生きる女性たちへの含蓄のあるさまざまな示唆に富んでおり、時空を超えて女性読者が共感できる歴史小説です。ポンパドール侯爵夫人の輝きを物語る貴重な資料として、ポンパドール侯爵夫人の肖像画をカラーで多数収録。

内容説明

ルイ15世、最高の寵姫。可憐で、類い稀な美貌、多彩な才気とセンスでロココの華と呼ばれ、その名を歴史に残した。自らの努力と才覚で、果敢に生きた女性。ポンパドール侯爵夫人の果敢な生涯。

著者等紹介

佐藤賢一[サトウケンイチ]
1968年山形県鶴岡市生まれ。山形大学卒業後、東北大学大学院で西洋史学を専攻。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞、99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

65
面白かったです。ルイ15世の寵妃・ポンパドール夫人の一代記が描かれていました。ヴェルサイユで何事にも屈することなく生きた女性という印象を受けました。強い女性をイメージしますが、女性的に描かれていたのが意外です。口絵の肖像画も素敵です。2021/03/29

ねむねむあくび♪

51
新聞の書評で興味が湧いた。気がついたら一気読み♪(*^。^*)波瀾万丈の生涯が面白かった♪ポンパドール侯爵夫人が導いた文化が、今なおフランスで名を成しているということが、彼女の聡明さを物語っている。平民の出だったからこそ、貴族文化と平民文化の両方を見据える事が出来たのかもしれない…。王の孤独を支える彼女の孤独も、またフランスを背負っていたのだ。2013/12/29

Yuna Ioki☆

35
1725-158-48 初読み作家380人目。華やかなりし時代のフランス王朝の公娼ポンパドール公爵夫人の物語。芸術や工業、ファッション等に影響力のあった人らしい。それにしても当時の結婚後に不倫しまくるのは上流階級の嗜みみたいな風潮は凄いな(´`:)2017/07/30

ひこかつ

34
表紙に魅了され、図書館で借りる。 中にも魅力的な肖像画が何枚か・・・。 ルイ15世の寵姫だとは知っていたけど、こんなにも色んな画家に描かれているとは思わなかった。 しかも、文化に外交にと才能を発揮するスーパーウーマン!! ・・・ってゆうか、王は何してんだ? ってゆうのが素直な感想です(^_^;)2013/11/10

魚京童!

30
それなしでも、いる意味があるはずだもの。わたくし、挑戦してみます。2014/09/21

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