ナンシー関の名言・予言

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ナンシー関の名言・予言

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418135011
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「谷亮子の政界入り」を予言していたナンシー関はさすが、とネットでも大評判。そんな天才ナンシー関が遺した名言・予言の数々。

「谷亮子の政界入り」を予言していたナンシー関はさすが、とネットやツイッターでも評判。そんな天才ナンシー関が遺した名言・予言の数々を抜粋して掲載。時事ネタなどには解説文を併記しています。

内容説明

『10年後、ヤワラちゃんは選挙に出ていると思う。』谷亮子の政界進出を予言した慧眼!“寸鉄人を殺す”名言、警句、予言を多数収録した、“天才ナンシー関”を証明する1冊。

目次

そこで私は「顔面至上主義」を謳う。見えるものしか見ない。しかし、目を皿のようにして見る。そして見破る
10年後、ヤワラちゃんは選挙に出ていると思う
松田聖子が芸能界に残してきた数々の功罪のうち、ひとつだけ気になるものがある。それは「両手握手の伝統」だ
人間はせこい。底無しのせこさを抱えて生きている
日本の学校が本気で英語を教えない理由はここにある
来るかなあ「木村拓哉不人気ブーム」。私は「来る」に5000円、かな
蓮舫は日一日と自信と実績をつみ重ねているつもりだ
「現代は××社会である」…とりあえず言ったもん勝ちだ
テレビの中って、意外と一度ついた意味を書き換えないのである
霊能者にとって「ホンモノだと思われる」ことは、勝利を意味する。〔ほか〕

著者等紹介

ナンシー関[ナンシーセキ]
消しゴム版画家、コラムニスト。本名:関直美。1962年7月7日、青森県青森市生まれ。1985年、雑誌「ホットドッグ・プレス」の「ナンシーの漢字一發!!」で原稿デビュー。1980年代後半から90年代、亡くなる2002年まで、クオリティの高いコラムと秀逸な消しゴム版画で雑誌、書籍の分野で活躍、大好評を博した。2002年6月12日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

75
久しぶりのナンシーさん。やっぱり何度読んでもどこを読んでも面白い。「顔面至上主義」を謳うナンシーさんの観察眼は未来に立った今すごいなぁと思うこと多々。「おとぼけ」を枕詞にすることでの破壊力。「だヨ ! 全員集合」における「オイーッス」感。浅香光代様に見る「ありがとう」に着地できなかったセクシーの行く先…。あたしの屍を越えて行け!?叩き斬られそうで恐ろしい。ナンシーさんの切り口と版画で今の時代を斬るとどんな人が、どんな現状が取り上げられるんだろう。つくづく早世が惜しまれる。2015/10/23

nemuro

56
2002年、39歳の若さで急逝した異能の消しゴム版画家・ナンシー関。彼女が活躍していた頃、熱心にコラムを読んでいた訳ではないのだが『ナンシー関の耳大全77』(武田砂鉄・編/2020年10月読了)と『評伝 ナンシー関』(横田増生/2023年1月読了)で、彼女のコラムの切れ味や人となりを知るにつけもっと作品(消しゴム版画&文章)が読みたくなった。そう思って探してみるととんと見当たらず。没後20年を経過。そんなものかもしれない。各誌から抜粋の本書。スクラップブック的で方向性が感じられず。編者名もなく物足りない。2023/05/15

国士舘大学そっくりおじさん・寺

56
まだ埋もれていた原稿があったかと期待したが、単行本未収録コラムは僅かで、基本はタイトル通りナンシー関の著作から名言や当たった予想の書かれた文章の抜粋集。読むと改めて夭折が惜しい才能。話題は古いが古くない。何かを暴く分析の鋭さは未だ誰にも超えられていないと思う。割と難しい言い回しで語っていたりするのだが、面白いものとして読める凄さ。テレビを扱う為、いつかは解る世代が居なくなるのかなと思うと残念。2013/03/07

kei302

51
編集者の切り取り方が絶妙。接続語、勉強になります。「10年後、ヤワラちゃんは選挙に出ていると思う」2010年に実現。トレンディードラマと刑事ドラマ、生き残るのは・・。「解毒剤」という言葉を使って刑事ドラマに軍配を揚げている。「今更ながらであるが、芸能人にとっての結婚は芸能活動である」ママタレの増殖ぶりは言うまでもなし。山本陽子年下キラー説がベストびっくり。分かる人たちにしか分からないネタです。キムタクは巧く歳を取ったよ。生き残っている。ナンシー予言は外れることもあるよね。でも、紀香のその後は予測不可能。2020/09/05

天の川

33
図書館の返却棚にあって、懐かしくて借りてみた。彼女の予見の確かさを検証する体裁でつくられており、その慧眼に舌を巻く。とは言え、この本、彼女の文章を寸断して再編成してあるために、しょっちゅう差し挟まれる編集者の意見が興覚めで、今一つスッキリしない読み心地だった。ナンシー関、早逝が本当に惜しい。2019/03/18

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