出版社内容情報
季節を表す「七十二候」。それぞれの時期で美味しく食べられる旬の食材、目にすることができる動植物などを絵とともに紹介。
古代の中国で考案された、季節を表す「七十二候」。本書では、日本の風土に合うように改訂された「略本暦」に掲載された七十二候を丁寧に解説しています。それぞれの時期で美味しく食べられる旬の食材、目にすることができる動植物などを、人気のイラストレーター・小泉さよ氏の絵とともに紹介。また、鶯餅のつくりかた、割箸炭づくりの方法、上品な風呂敷の包み方など、「おうち歳時記」と題した、実生活に季節感を取り入れられる実用コラムも充実しています。
内容説明
四季を豊かに暮らす「旬」の暦と「おうち歳時記」。目で、鼻で、口で…。古式ゆかしい七十二の季節の楽しみ方を伝授。
目次
春(立春;雨水 ほか)
夏(立夏;小満 ほか)
秋(立秋;処暑 ほか)
冬(立冬;小雪 ほか)
著者等紹介
小泉さよ[コイズミサヨ]
1976年東京都生まれ。2001年東京芸術大学大学院日本画修了。おもに猫を描くイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ナディ
29
イラストを多く、読みやすかった。2017/11/21
朝比奈さん
13
いやあ、日本の四季には美しい名前がついているものですね。 聞いたことがなかった時候が多数あり反省。 もはや何が異常か分からないほど、毎年異常気象続きですが、未来まで日本に四季が残っていて、こういう候の名前が、年中行事が、脈々と受け継がれていくと良いなぁと思う次第です。2014/01/20
魚京童!
12
春の名前が素敵に見えるのは春に生まれたからだけではありますまい。2014/03/19
ぷれば
4
七十二候に関する本。季節の手紙書き出しや、旬の料理などもバラエティーに富んでいる。季節の移り変わりを古来より、日本人はなんとたいせつにしてきたのだろう…と、あらためて日本人の感性や精神性にハッとする。私の中にあるはずのボケきった日本人感覚がもっと目覚めるように、古来よりの知恵に学びたい。2015/03/25
mami
4
日本人として持っておきたい知識の宝庫!2014/01/06