出版社内容情報
古代から近代までの世界史を、歴史的トピックを描いた名画を通して楽しめる。描かれた細部から見る歴史的な事象などを丁寧に解説。
「聖書」「ギリシア神話」に続く、“名画で読み解く”シリーズの第3弾。
古代から近代までの世界史を、歴史的トピックを描いた名画を通して楽しめる1冊です。
掲載している名画は、『民衆を導く自由の女神』『夜警』『グランド・オダリスク』など約90点。
絵画上の見逃せない注目ポイントや、描かれたディテールから見る歴史的な事象などを
丁寧に解説しているため、学生時代に世界史が苦手だった……というかたにも
理解しやすい内容となっています。
内容説明
ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』、レンブラントの『夜警』…。名だたる芸術家たちが描いてきた名画は、じつは世界の歴史と密接に結びついていた!本書は世界史のエポックを、名画とともに掲載。誰もが目にしたことのある有名絵画から、隠れた名作絵画まで、さまざまな歴史の名画を味わいながら、人類が紡ぎ出した世界の歴史を振り返る!
目次
第1章 古代文明と人類の歴史の始まり(人類の誕生―アフリカに生まれた現生人類の祖先は、全世界に拡散し足跡を残す;ウル第1王朝―メソポタミア文明―肥沃な三日月地帯に生まれたシュメール人の都市国家 ほか)
第2章 イスラーム勢力の拡大(イスラーム教が開かれる―古代オリエント史に終止符を打ち、中東世界の礎を築いた厳格なる教え;アッバース朝の成立―ムスリムの平等を実現した王朝による「平安の都」の建設 ほか)
第3章 西洋社会の形成(ゲルマン民族の大移動―キリスト教会の対立を背景とする西ローマ帝国の復活劇;ビザンツ帝国の全盛―ユスティニアヌス帝によって地中海帝国を再生させた千年王国 ほか)
第4章 近世ヨーロッパと打ち続く宗教戦争(レコンキスタの終焉―アラゴン・カスティリャ連合により成し遂げられたイベリア半島の再征服;大航海時代―日進月歩の航海技術が促進したヨーロッパの拡大 ほか)
第5章 近代国家の登場と帝国主義の始まり(ピューリタン革命―国王の専制政治を打倒し、さらなる強圧的な専制政治を展開したクロムウェル;ルイ14世即位―ブルボン王家の運命を決定づけた太陽王の放漫経営 ほか)
著者等紹介
祝田秀全[イワタシュウゼン]
東京都出身。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員を経て、現在、代々木ゼミナールの人気講師。品川区品川シルバー大学の教授(芸術)も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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