出版社内容情報
ギリシア神話を題材とした98の名画から、神話を読み解く。登場する神々や人物をわかりやすく解説し、知識ゼロからでも楽しめる。
文学や音楽、絵画のモチーフとして西洋文化で重要な位置を占め、また言葉の起源や星座の名称として日常生活にも深く根づいているギリシア神話。神々や英雄が織り成す壮大な物語の魅力に、名画を通して触れられる1冊です。神話で語られるエピソードを簡潔に解説するとともに、それをモチーフに描かれた名画を紹介。その名画が意味する内容の読み解きかたや、絵に秘められたメッセージも解説します。ギリシア神話に関する知識がなくても楽しめる、入門書としておすすめです。
内容説明
絵画や文学作品など、あらゆる西欧文化の源となっているギリシア神話。その物語性豊かなドラマは世界の神話のなかでも際立っており、それゆえ多くの画家によってギリシア神話の場面が描かれてきた。本書は、西欧文化を理解するためにも欠かすことのできないギリシア神話の世界を名画とともに紹介する。
目次
序章 ギリシア神話とはなにか
第1章 神々の胎動
プロフィール オリュンポスの神々
第2章 神々の愛憎劇
第3章 美少年と神々
第4章 人間の誕生
第5章 英雄物語
著者等紹介
吉田敦彦[ヨシダアツヒコ]
1934年生まれ。東京大学大学院西洋古典学専攻課程修了。フランスでは比較神話学の泰斗ジョルジュ・デュメジルに学ぶ。フランス国立科学研究所研究員、成蹊大学、学習院大学文学部教授を経て、学習院大学名誉教授。専門は比較神話学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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