出版社内容情報
聖書のエピソードを描いた名画それぞれが意味することを丁寧に解説。聖書の物語世界と名画のみどころがよくわかる1冊です。
世界一のベストセラーといわれる聖書の世界に、誰もが一度は目にしたことがある名画を通して触れられる1冊。『バベルの塔』『受胎告知』『最後の晩餐』など、聖書の物語やエピソードを描いた名作それぞれが意味すること、描いた画家の主張、隠されたメッセージを丁寧に解説します。地図や図版を豊富に使うことで聖書の登場人物やストーリーを簡単に理解できるだけでなく、名画の見どころもわかる内容となっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユカ
44
図書館で。西洋絵画に興味がある人にとって、とても楽しい本です。旧約聖書と新約聖書のお話を描いた有名な絵画を解説してくれます。ルーブルも、ロンドンのナショナル・ギャラリーも、ヴァチカン美術館も行ったけれど、もっとキリスト教のことを知ってから行けばよかったなと思います。当時は、行きたい気持ちがいっぱいになって行ったのだけれど。わたしはほぼ無宗教ですが、キリスト教の幼稚園に通い、絵画描きを趣味にしてピアノにとりつかれた青春期を送ったためか、キリスト教には縁を感じます。他者を認め、赦し、愛するって、素敵だ。2014/06/22
ユウユウ
37
ついつい『聖☆お兄さん』のエピソードが頭をよぎってしまいますが、これ自体はなかなかいい作りの本だったと思います。手元にあるとちょいちょい便利そう。2015/07/03
ユウユウ
18
まさにゼロから聖書を学ぶのには絵解きしてもらうのが一番。2021/12/06
たつや
18
タイトルの通りの本ですが、最後の晩餐もキリストに関係していたとは知りませんでした。そして、たくさんの名画で聖書やイエスについて解説してくれてるので、読みやすくわかりやすい本です。大変勉強になりました。2016/05/31
Vakira
18
最近 世界の宗教について興味を持っているので読んで見た。98枚の名画を用いて「旧約聖書」「新約聖書」のその逸話をやさしく解説してある。名画と聖書のあらすじなどがよく判った。その他、画家の主張、隠しメッセージなど雑学としても面白く読めた。2014/08/16