お宝発掘!ナンシー関

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お宝発掘!ナンシー関

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418125050
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

没後10年。今なおその早世を惜しむ声が多い伝説のコラムニスト・消しゴム版画家の単行本未収録原稿を多数発掘、ファン垂涎の新刊。

没後10年。今なおその早世を惜しむ声が多い伝説のコラムニスト・消しゴム版画家の単行本未収録原稿を多数発掘、ファン垂涎の新刊単行本。もちろん消しゴム版画も合わせて掲載。ナンシー関がいた20世紀末をもう一度振り返る。

内容説明

これが最後の単行本初収録コラム集。幻のデビュー連載「ナンシーの漢字一發!!」およびレアもの連載「コンビニ・ジュース」ほか、ナンシー関のお宝コラム、多数収録。

目次

テレビ1989~1997(もしや教育番組?の心配も消し飛ぶ林家ペーパーの存在;国民感情を全く理解しない『紅白』は滅んで当然だ;90年元旦、『いか天』が見せた本気モード ほか)
浮世1990~2001(週末テレビ視聴スケジュール1990年2月;「ナンシー関のネコのひたいで流行るモノ」新連載口上;週刊誌で花ざかり。「こいつだけは許せない!」の研究 ほか)
コンビニ・ジュース(桃ミルク;麦ミルク;おでんジュース ほか)
ナンシーの漢字一發!!

著者等紹介

ナンシー関[ナンシーセキ]
消しゴム版画家、コラムニスト。本名:関直美。1962年7月7日、青森県青森市生まれ。法政大学中退。85年、雑誌「ホットドッグ・プレス」の「ナンシーの漢字一發!!」で原稿デビュー。80年代後半から90年代、亡くなる2002年まで、クオリティの高いコラムと独特の消しゴム版画で雑誌、書籍の分野で活躍、大好評を博した。2002年6月12日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pino

114
ナンシー関さんを知らない時分は、こんな辛口のコラムを書いて大丈夫なの?って思っていた。遠慮のないナンシー節は、森繁さんに対しても炸裂。大御所のはんこ絵を見た時は、こちらのほうが、足が震えた。やっと免疫ができ、ナンシー節を堪能し始めた矢先、ご本人が急逝。今さらながら、指摘の鋭さに驚く。効果音にスタッフの笑い声が使われるようになれば、これを「内輪ウケ」の構造とばっさり。国民感情を無視した『紅白』も死ぬ。とな。紳助の羞恥心というタガを外した怪しさを心配するあたり、凄過ぎ。まだ斬ってほしい物件はいっぱいあるのに~2012/10/31

そうたそ

46
★★★☆☆ ナンシー関さんの作品を読むのは初めて。本書で評されているものは、自分にとっては幼い頃のものなので記憶にはないが、一部今にも通ずるものがあり、ナンシー関さんの批評眼の鋭さに驚かされた。感動を押し付ける島田紳助の怪しさに言及している辺りは流石としか言い様がない。90年代初期に既に見抜いていたわけだから。コンビニジュースの項も面白い。当時では衝撃的だったらしいカルピスウォーターの登場や、スパークリングコーヒーの存在。スパークリング○○が溢れる現代の飲料市場にナンシー関さんは何を思うだろうか。2015/07/15

ぴかりん

24
Kindleにて。ナンシー関の本はほぼ読んでたと思ってましたが、これは未読。コンビニジュースの話が楽しかったな。キワモノのジュースたち。どれも飲んでみたいけど既に発売されてないものばかり…。椰子の実サイダー飲んでマズッ!て言いたかった(笑)2016/10/07

北杜夫そっくりおじさん・寺

23
ブックオフの本全品20%offセールで84円で入手。テレビや芸能人ネタは半分未満。半分は雑誌ネタとジュースネタ。発表当時リアルタイムで読んだものもあったり、「そうそう、こんな番組あったなあ」と思い出されたりと、懐かしかった。ただ、『コンビニ・ジュース』のコラムなど、たしかに生前本に収録しなかったのも頷ける。タレントやテレビ番組以上に古くなるのはジュースと雑誌かも知れない。2013/05/05

更紗蝦

15
消しゴム版画のカットは、眺めていると妙に癒されます。テレビに関するコラムは、メディア論といってもいいくらい掘り下げた内容であるのに、「番組を観た感想」というスタンスから決して外れていないところに、著者の奥ゆかしさを感じます。2014/07/10

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