はじめての哲学
神さまのこと

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 23X23cm
  • 商品コード 9784418125012
  • NDC分類 161
  • Cコード C0010

内容説明

わたしは何に祈ってるのだろう?お茶の時間に、「なんとなく」を「言葉」に。自分らしさを考える。“わたし哲学”はじまる。フランスで数々の賞を受賞し、世界19カ国で翻訳された話題の哲学シリーズ。

著者等紹介

ブルニフィエ,オスカー[ブルニフィエ,オスカー][Brenifier,Oscar]
哲学博士、教育者。おとなのための哲学教室と子どものための実践哲学を広めるため数々の国で活動。世界における哲学についてのユネスコ白書も手がけている

デプレ,ジャック[デプレ,ジャック][Despr´es,Jacques]
1985年高等美術学校に入学。1990年代初め、当時は発展途上だった新しい媒体、バーチャルイメージへと転向。この選択によって、ドキュメンタリー映画、ビデオゲーム、建築、舞台美術といった多方面で活躍するようになる。現在はイラストレーター。言葉とイラストとの奇妙な関係を模索しながら、空間、身体、光に関する自らの考えを追求している。『Le livre des grands contraires philosophiques』(邦題『哲学してみる』)は、オスカー・ブルニフィエとの最初の共同制作本で、フランスにて2008年の青年文学賞、同年のフランステレビジョン青年の部賞、2009年の本の科学賞を受賞

藤田尊潮[フジタソンチョウ]
武蔵野美術大学教授フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

65
神は存在するかは永遠のテーマ。いる!という人。単なるイデー(観念)だという人など様々。いるなら何故この世から悪がなくならない?それは神が悪い事も含めて人間が行使できる権利を与えているから?神は宗教紛争も起こす。では答えは?結論は?そうではない。結論を出さないプロセスをを楽しむのが哲学というもの。La question de la Dieu. 哲学とはある意味「逃げ」なのだろうか。2024/01/28

むらKみ

48
先に言っておきます。絵がカ・ワ・イ・イ。(^^; このフレーズで3冊目です。(^^; 哲学って、身のまあわりにある問題の答えを、あれこれ「楽しく」考えるプロセスですって。楽しく悩んで出した答えは、人によっては正解であり、間違えでもあるって事なんですよね。結論がでないことを尊重する。私には(^^? 自己啓発になりません。(^^; 2013/04/26

たまきら

29
八百万の神の国の子供ですからね、家族全員宗教のとらえ方はおおらかです。自分たち夫婦は神社で舞い初めの日に出会ったぐらいですから、やっぱり神道がしっくりきます。けれども、他の土地に行けばその土地の神様をリスペクトするという考え方は、意外と一つの神を信じる人には奇異にうつるのかもしれませんねえ。面白かったけど、日本では意外とぴんと来ない題材かもしれません。2020/02/22

tera。

21
【はじめての哲学シリーズ】神さま・・難しいテーマだけれど、日本人にとっては神さまよりご先祖さまって気がする。とはいえ大抵の人が初詣にも合格祈願にも行くし、クリスマスだって楽しむんじゃないかな。何を信じるのか、信じないのかを自分で考えて結論が出せれば、それが神さまであってもなくても正解なのではないかと思う。個人的には『神さまとの関係はひとりひとりが選択できる』というのが受け入れやすかった。信じる神さまの事で戦争が起きるってことだけは全然理解出来ないでいる。それこそ「神さま何とかしてください」である。2014/05/14

けんちゃん

20
本屋さんで。オスカー・ブルニフィエさんの「はじめての哲学」シリーズ。著者の国フランスはカトリックが多数の国家。ご本人の信仰はわかりませんが、神の存在の有無、唯一神なのか、多神教なのか、神と人間との関わり方などなど、偏りなく、自然な形の問いかけが続きます。かわいい人形たちの優しい表情が問いかけるのは、深い深い問題。自分の信仰をあらためてみつめるのにもよい作品だと思います。2012/10/08

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