ウツボはわらう―『魚屋』主人の“さかなばなし”

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ウツボはわらう―『魚屋』主人の“さかなばなし”

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418123209
  • NDC分類 664.6
  • Cコード C2077

出版社内容情報

釣り人、旅好き、飲兵衛に捧げる、逗子で20年間地魚料理店を切り盛りしていた著者による食エッセイ。食欲そそる魚の話が64話。

釣り人、旅好き、飲兵衛のみなさんに捧げる、逗子で20年間地魚料理店を切り盛りしていた著者による食エッセイ。地元漁師町はじめ、北は北海道、南は九州・沖縄まで漁師町を訪ね、その地に上がる魚を地元漁師と同じ食べ方で味わうのはもちろんのこと、ご当地でさえなかなか食卓に上らない下魚までさばいて堪能。魚への、漁師たちへの愛があるからこそ語れる、食欲そそる魚の話が64話。

内容説明

神奈川県逗子市で20年、地魚料理店『魚屋』を営んでいた店主のおいしい魚64の物語。巷で人気の酒場詩人・吉田類さんの、味のあるイラストも必見。

目次

春の魚介(アイナメ―くちびるが絶品;ギンポ―陽春の磯遊び、石の下 ほか)
夏の魚介(ウグイ―釣り初めし少年のころ;キュウセン―海中の砂に日射しが揺れる ほか)
秋の魚介(マサバ―日本のマサバは少なくなった;イトヒキアジ―幼魚は定置網で邪魔者扱い ほか)
冬の魚介(ハコフグ―魚料理の真髄を知る;ヒメコダイ―近年の出世魚 ほか)

著者等紹介

西潟正人[ニシガタマサヒト]
新潟県生まれ。地魚料理店「魚屋」を、神奈川県逗子市で20年間営む。東京新聞「新・みなと紀行」、日刊ゲンダイ「魚名挽回」を連載する傍ら、水産庁の諮問機関、(財)魚価安定基金で「産地販売活動活性化事業審査委員」を務める

吉田類[ヨシダルイ]
酒場詩人。高知県生まれ。仏教美術に傾倒し、シュールアートの画家として主にパリを拠点に活動後、イラストレーターに転身。1990年代から酒場や旅をテーマに執筆を始める。俳句愛好会「舟」を主宰。BS‐TBS『吉田類の酒場放浪記』に出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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paluko

7
ちかごろ魚は魚屋で買うようになって、でも実際にはボイル帆立とかたらことか切り身とか、無難に調理できるものしか買えていないのでとりあえず「鯛の頭」を買って適切に調理するのが目標です。勉強のため借りた一冊。古物市場みたいに魚にも相場変動があって雑魚が十把ひとからげの「P箱」から個別に値がつくようになって抜けだしデビュー(?)していくトラギス、ヒメコダイetc.に対し特に食味が劣るわけでもないのに万年P箱組のヒメジ、オキトラギスなど。そしてP箱にすら入れてもらえない「だんべ」(廃棄箱)組など、魚生もいろいろ。2020/12/10

あゆかけ

0
魚ややっててほしかった。 品川でまた店やってるのか? ヒイラギうまいんだよね。2015/09/18

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