自分と子どもを放射能から守るには 日本語版特別編集―今日からできる!キッチンでできる!チェルノブイリからのアドバイス

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自分と子どもを放射能から守るには 日本語版特別編集―今日からできる!キッチンでできる!チェルノブイリからのアドバイス

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  • サイズ B6判/ページ数 95p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418113187
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C0077

内容説明

チェルノブイリ事故から25年。時を経てわかった放射能の中を生きるすべとは。ちゃんと知って、ちゃんと食べて、賢く生き抜く12Files。

目次

1章 知って守る(チェルノブイリ原発事故のこと;放射能とは?;放射能はどのようにして体に入る?;放射能が体に与える影響;食品の放射能測定と暫定基準値;体内放射能を測る)
2章 食べて守る(キッチンでできる食品放射能の減らし方;放射能から体を守る食生活;ペクチン剤とは?)
3章 この地で生きる(汚染地域で畑や家庭菜園をするには;汚染地域で生きるためにするべきこと(まとめ)
いっしょなら簡単に!)

著者等紹介

バベンコ,ウラジーミル[バベンコ,ウラジーミル][Бабенко,Владимир]
ベルラド放射能安全研究所・副所長。1952年生まれ。ロシア連邦カリーニングラード州グワルデイスク市出身。国立ベラルーシ大学地理学部卒。1993年からベルラド放射能安全研究所に勤務。体内放射能測定室室長を経て2009年より現職

辰巳雅子[タツミマサコ]
1995年からベラルーシ共和国ミンスク市在住。1997年からボランティア団体「チロ基金」代表。ベラルーシ国内のチェルノブイリ事故被ばく者へ支援活動を続けている

今中哲二[イマナカテツジ]
京都大学原子炉実験所・助教。1950年広島市生まれ。1973年大阪大学工学部原子力工学科卒業。1976年東京工業大学大学院修士課程原子核工学修了。1976年4月より現職。原子力利用のデメリットを明らかにするための研究に従事。主な研究に、広島・長崎原爆による放射線被ばく量の評価、チェルノブイリ事故の影響の解明、セミパラチンスク核実験場周辺での放射能調査など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

14
☆☆ チェルノブイリ原発事故の後にベラルーシで発行された、被爆から自分と子どもを守るための教科書みたいな本の翻訳本。初心者にも分かりやすい。原発事故後にウクライナで取り組んでいることや、内部被曝を最小にするために食材をどのように調理したら良いかなどが載っていてためになる。ベラルーシでは中学生になると授業で放射能について勉強し、大学の一般教養にも放射能の講座がある。日本人も見習わなければならないと思った。2017/01/20

シフ子

7
2011/9/30初版第1刷。311後の世界で何を食べていいのか悩む毎日だが これはよい。東欧風のモチーフや雑貨が女性向け。放射能についての基本的な知識と 食品放射能を減らす下ごしらえが実践的。チェルノブイリ原発事故後にベラルーシの私設の放射能安全研究所が蓄積したデータに基づいて書かれているが 日本向けのコメントも随所にあり心強い。国家が事故の被害を小さく見せ対応を怠るのは必然なのか?日本も起こってしまったことへの責任追求とは別に 子供の線量計測と 被爆者への食事の指導 ペクチン剤の配布を早急にやるべき。2011/10/09

香菜子(かなこ・Kanako)

5
チェルノブイリ原子力発電事故で放射能汚染にあったベラルーシ人のためにベルラド放射能安全研究所が刊行した本を日本語化したもの。放射能汚染問題をわかりやすい言葉で説明している良書。2017/08/11

5
先行研究があるのに、日本で一般的に紹介されないのはなぜなのか?日本の杜撰な基準値などについても、日本人ももっと敏感になるべき。国は福島で被災し、避難した人が可哀想だから隠す、ではなく、福島で被災した人や、その周囲に住む人を、放射能から守る知恵を与えるべき。感情と理屈をごちゃまぜにしていたせいで被害が大きくなった第二次大戦の反省は、こういうところにもしっかり反映させないと。放射能の被害は次の世代にも尾を引く。だからこそ、内部被曝しないための知識はもっと共有する必要がある。2015/09/16

まる@珈琲読書

4
★★★☆☆ 福島で暮らすなら最低限知っておいてた方がいいと思う内容。チェルノブイリ原発事故を受けてのベラルーシでの取り組みや経緯、知恵が記載されている。室内は水ぶき。2012/01/28

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