出版社内容情報
宇宙飛行士の山崎直子さんが初めて語る!宇宙で感じたこと、考えたこと。
子どもたちに、そして大人にも読んでもらいたい、貴重なメッセージがここに!
11年の訓練期間を乗り越えてやっと宇宙へ。そして帰還した山崎直子さんが、「瑠璃色の星=美しい地球」を見ながら、宇宙で考えていたことをまとめました。一児の母である彼女が、自分の子へ、そして世界中の子どもたちへ、宇宙のすばらしさ、命の大切さ、そして夢を持ち、考えることの大切さを伝えます。 宇宙から伝えられた本書は、子どもたちの人生を一変させるかもしれません。
内容説明
『瑠璃色の地球も花も宇宙の子』。この宇宙俳句に込められた地球の自然・生命への賛歌をいま、あらためて“宇宙の子どもたち”に伝えます。
著者等紹介
山崎直子[ヤマザキナオコ]
宇宙飛行士(ミッションスペシャリスト)。1970年千葉県松戸市生まれ。東京大学宇宙工学専攻修士課程修了後、当時の宇宙開発事業団、現・宇宙航空研究開発機構に勤務。1999年、宇宙飛行士候補者に選ばれ訓練を続ける。2000年、管制官の山崎大地氏と結婚、2002年、長女出産。2010年4月、国際宇宙ステーションの組み立てミッション参加のためスペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗、宇宙に行く。スペースシャトルでの最後の日本人搭乗者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
94
幼い頃からの夢を叶え、宇宙飛行士としてスペースシャトル・ディスカバリー号で国際宇宙ステーションの組み立てミッションに参加された山崎直子さんが、小中学生に向けて書かれたメッセージとミッション時の写真。宇宙を目指すきっかけとなったのが、チャレンジャー号の事故だったというのに驚いた。事故の映像にショックを受けつつも、学校の先生が乗っていたことを知り、当時、中学三年生で先生を目指していた山崎さんは「先生でも宇宙飛行士になれるのだ」と思ったらしい。写真は宇宙から見た瑠璃色の地球、様々な星雲などが美しかった。2015/12/05
NakaTaka
6
元宇宙飛行士山崎直子さんから子供達へのメッセージ。講演録のように、語りかける文体。お話の内容も写真もいいが、見開き2pずつ交互に写真と文章を繰り返すのは、とても読みづらかった。2017/09/12
とり
4
(授業課題本)宇宙つながりでこの本も手に取ってみた。山崎直子宇宙飛行士の宇宙に行って思ったこと、考えたこと、伝えたいことが書かれている。写真もたくさん載っていて見開きなどとても美しかった。人間も宇宙のものでできていて、だからみんな地球型宇宙人なんだよってところが面白く感じた。宇宙飛行士素敵だなぁ。2012/01/12
喪中の雨巫女。
3
《私‐図書館》宇宙は、素敵だ。命をかけても、トライする価値はある。しかし、宇宙は、綺麗だなあ。2012/01/27
radish
3
日本人最後のシャトルクルーである山崎宇宙飛行士がISS内外の貴重な写真と共に宇宙と地球、人類について語る。優しい文章と深い内容で子供から大人まで考えさせられる内容。2011/01/24