新・ラグジュアリー―文化が生み出す経済10の講義

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

新・ラグジュアリー―文化が生み出す経済10の講義

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月25日 06時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784295406631
  • NDC分類 331
  • Cコード C2030

出版社内容情報

欧米が注目する、2020年代のビジネス必須キーワードが「ラグジュアリー」。文化創造を成長の源泉とする新しい考え方をまとめます

内容説明

いま人を動かすのは「テクノロジー」ではなく、「人文知」だ。2030年までの世界を読み解く新しい方程式。

目次

第1講 「新しいラグジュアリー」の時代は静かに始まっている
第2講 「旧型」のラグジュアリー
第3講 新しいラグジュアリーと「意味の創造」
第4講 ラグジュアリーとロマン主義
第5講 日本のラグジュアリー
鼎談 最先端から見える「ラグジュアリー」の向かう場所
第6講 「ラグジュアリーマネジメント」が教えるもの
第7講 文化盗用―文化的な植民地からの解放
第8講 「アート」が持つ意味
第9講 サステナビリティをラグジュアリーから見る
第10講 もうひとつのあり方、もうひとつの視点

著者等紹介

安西洋之[アンザイヒロユキ]
モバイルクルーズ株式会社代表取締役/De‐Tales Ltd.ディレクター。東京とミラノを拠点とした「ビジネス+文化」のデザイナー。欧州とアジアの企業間提携の提案、商品企画や販売戦略等に多数参画してきた。デザイン分野との関わりも深い。2017年、ロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』(日経BP)を監修して以降、「意味のイノベーション」のエヴァンジェリストとして活動する中で、現在はソーシャル・イノベーションの観点からラグジュアリーの新しい意味を探索中。またデザイン文化についてもリサーチ中である

中野香織[ナカノカオリ]
著述家/株式会社Kaori Nakano代表取締役。イギリス文化を起点とし、ダンディズム史、ファッション史、モード事情、ラグジュアリー領域へと研究範囲を広げてきた。日本経済新聞など数媒体で連載を持つほか、企業のアドバイザーを務める。著書多数。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。英ケンブリッジ大学客員研究員、明治大学特任教授、昭和女子大学客員教授などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

83
Luxuryの語源ラテン語のluxusは、植物が繁茂しすぎるという意味。中世のLustは色欲、仏語luxは光の単位。現代のラグジュアリーブランドは19C中頃に創立され、1990年代LVMHを構築したが、新しいラグジュアリーの要素は、職人の手、創造性、オリジナリティであり、世界の大学でラグジュアリーマネジメントコースが次々に開設されるのは、アートを含む人文学の需要が高まっていることの証と考えられる。イタリアのピアノメーカーFazioliや、ブルネロ・クチネリ家族財団のユニバーサル図書館に興味が湧いた。2022/05/02

mstr_kk

6
ファッションなどを中心に、「ラグジュアリー」と呼ばれるジャンルのビジネスにおける新しい動き(多様性と持続可能性への意識)を紹介する本。共著ということもあり、ちょっと議論の焦点が見えにくいところもありましたが、まったく知らない分野だったので勉強になりましたし、面白かったです。「役に立たない」といわれる人文学を擁護するために、押さえておいて損はない一冊だと思います。2023/09/10

mngsht

3
服飾史やウィリアムモリスと、仕事で薦められた本にも関わらずじぶんの守備範囲だなーーーと感じさせる本だった。この本の定義ではわたしもZ世代なので、若者の購入意識も感覚的に分かるし、新ラグジュアリーに対しても「確かにな」と腹落ち。 「どうクリエーションやじぶんの仕事に落とし込むか?」を考えた時に、じぶんに足りないのは異文化理解(というかインプット量)だと思った。この本自体が比較文化的な話だなと。「正しさ」のアップデートの度合いが人によって違うけど、そこをビジネスの命取りにならないようにしていきたい。2024/11/06

しっぽな

3
歴史から始まり、旧型のラグジュアリーの問題点とこれからのラグジュアリーについて熱く語られています。一人の筆者の論調ではなく、様々なプロの視点が織り交ぜられており読み手に考える余地を委ねてくれるのも本著のテーマと合っているなと感じた。最後に書いてあった人文学の意義がすごくよかった。”無意識のうちに捉われていた構造や思い込みからの解放を伴う。そのような精神的自由を獲得する積み重ねが「かつての自分が知りもしない自分」というゴールを創造することにつながる”手元に置いておきたい一冊。2023/06/08

Koki Miyachi

3
ラグジュアリーという従来から固定的なイメージを持っていた概念が大きな転換期を迎えているようだ。新ラグジュアリーの定義は文化、基づき人々の生活や考え方、社会を変えていくソーシャルイノベーションなのだという。その構造から考えると各所のローカルな文化発のイノベーションがありえるわけで、豊かで幅広い可能性が期待されることになる。自分のマインドセットを変えてくれるとても刺激的な一冊。2022/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19397745
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品