内容説明
豊富な写真で綴る世界遺産カミーノ・デ・サンティアゴ巡礼。巡礼街道に花咲くロマネスク文化の華を南川のカメラ・アイで紙上に詩情ゆたかに再現。5人の巡礼体験者が語る旅の記録。
目次
第1章 世界遺産の道をゆく(フランス;スペイン)
第2章 私の巡礼(パリからサンティアゴまで自転車で駆け抜ける;アルベルゲでボランティア;3回に分けて夫婦で巡礼 ほか)
第3章 楽しい旅の手引き(旅の途中の美味探し!;いざ、カミーノ・デ・サンティアゴへ!;目的別の行程を組む ほか)
著者等紹介
南川三治郎[ミナミカワサンジロウ]
1945年三重県生まれ。東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業後、大宅壮一東京マスコミ塾・第1期出塾。主にヨーロッパの“人と文化”に焦点を当てて取材活動をするフォトグラフィック・ライター。’80年日本写真協会新人賞受賞、’86年日本写真協会年度賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
それいゆ
32
12月21日に「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」の「巡礼体験報告会」でサンティアゴ巡礼の報告をすることになったので、この本を再読しました。昨年10月に、夫婦でサリアからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの114kmを7日間かけて歩きました。発表資料はA4で8枚を先日送りました。今、パワーポイントで巡礼記の写真を編集中です。先日BS放送の「世界水紀行」でも巡礼路を紹介しているのを観ましたが、とても懐かしかったです。報告の中で、「持って行ってよかった荷物やお奨めの宿」なども紹介する予定です。 2013/12/08
それいゆ
11
10月にサリアというところからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの114kmを徒歩で6日間かけて巡礼する予定です。1日20km、10kgの荷物を背負って歩き続けます。若い頃ならこれくらい平気なのですが、今は不安でいっぱいです。これに備えてここ数年来、毎日1万歩のウォーキングを続けていますが、あまり歩きすぎるとすぐに足首や腰が痛くなったりで、かかさず毎日歩くのは難しく、年取ったなあ~と嘆いています。バチカン、フランスのルルドに続いて3個所目の巡礼となりますが、この本を読んでみてイメージがわいてきました。2012/02/20
圓子
2
写真が美しい。ひたすら歩く旅。あこがれ。2013/06/03
ロピケ
2
『巡礼コメディ旅日記』と併読。『巡礼―』の雨の中の峠越えや著者は立ち寄らなかったものの、仲間達が見に行ったサモスの修道院などの写真が載っていて参考になった。この本の良いところは各ポイントで巡礼手帳に押すスタンプが載っていること。デザインの素晴らしい物が沢山あって見とれます。寺院や道の風景を写した写真も素晴らしいです。2010/10/19
旅好きママ
1
サンティアゴ巡礼路の基本的な歴史やルートやクレデンシャルと呼ばれる巡礼した教会などでのスタンプを集めるパスポートのようなものなどの解説がある。初めて勉強するにはわかりやすい。実際歩いた人の紀行文ものっている。十年後には歩きたいなぁ。2012/09/15