内容説明
こっそりこっそり、おつきみどろぼう。おつきみこっそりちいさなかげがうつっています。「みてみて、おだんごをたべてるぞ。わー、うさぎだ。あっ、かにもいる!」日本の年中行事で、子どもたちは、おつきみの日に限って、よそのうちのおつきみだんごをどろぼうしてもよいとされている風習をもとに創作したお話。
著者等紹介
ねぎしれいこ[ネギシレイコ]
作家。埼玉県生まれ。公共図書館の児童室に勤務し、ストーリーテリング、絵本の読み聞かせなどを経験する。その後、書き手となり、「ワンダーブック」などの月刊保育絵本を中心に活躍中
花之内雅吉[ハナノウチマサヨシ]
画家、絵本作家。京都府生まれ。アニメーション・テレビの幼児、子ども番組などの仕事を経て、出版美術の世界に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
27
私が住んでいる県でも残っている風習だそうです。 よその家の十五夜のお供えだんごは、取っていい、取られたら幸せが来るという、ハーロウィンにも似た風習ですが、その風習を知っていたら、もっとこの絵本を楽しめたでしょう。 いろんな動物たちの、それぞれのお供えのお話です。 お月見をしているのだか、お月見はお供えに任せているんだか、おばあさんの家の団子を取ったのは、絵本の中にはいないようですね。2021/10/06
anne@灯れ松明の火
15
南の隣市で。手づくり絵本サークルの宿題で、9月のお話を考えていたので参考にと。日本の年中行事で、お月見の日にはよその団子をどろぼうしていいし、どろぼうされたら、良いことがあると言われているそうだ。日本版ハロウィンらしい。初めて聞いた~! 使えそう~( ..)φメモメモ(笑) おばあさんと動物たちの月見団子、誰が食べに来るかな?2015/06/23
mari
11
おつきみに関することが表紙の扉にも色々書いてありました!おつきみが日本版ハロウィンだなんて、初めて知りました!おつきみの季節に読みたかったな❗2017/10/26
雨巫女
4
お月見泥棒は、だめ。みんなで仲良く楽しくすごそう。2010/09/12
フラワー
2
おつきみ泥棒という慣習を母が知らなかった…こんな面白い伝統あるのね。泥棒という響があまり良い意味じゃないから、訝しげに聞いてるチビ達が可愛かった2021/10/17
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