小学館文庫<br> コントレール―罪と恋

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小学館文庫
コントレール―罪と恋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094062892
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大石静が描く,究極の「禁断の愛」とは!?

6年前、不幸な無差別殺人に巻き込まれ夫を失った青木文(あおきあや・45歳)は、幸せを諦めきった乾いた日々を送っていた。亡き夫と一緒に営んでいた海沿いのカレー食堂「ドライブイン・コントレール」を、忘れ形見の友樹(5歳)と生きるために営んでいる。亡き夫の母である姑と中学時代からの親友、殺人事件の担当刑事・佐々岡らに助けられほそぼそと暮らしている。店名は飛行機雲の英訳。夫との幸せな思い出でもあり、夫から最後のメールで送られてきた写真も飛行機雲、という不幸の象徴でもある。
そんなある日、ハプニングにより、長部瞭司という暗い影を抱えた失声症のトラックドライバーと出会う。会った瞬間から、どうしようもなく惹かれ合う二人。それまで無彩色だった文の毎日は、彼と会い、恋に堕ちることで彩りを取り戻していく。瞭司もこの出逢いから生きる希望を取り戻し、声も取り戻していく。炎のように愛し合う二人。
しかし、その幸せも長くは続かない。瞭司が衝撃のあまり声まで失ってしまった原因とは・・・・。そして、文が抱えている夫の隠された真実とは・・・。
物語は、ある女性の出現により,思わぬ方向に展開していく・・・・・。


【編集担当からのおすすめ情報】
世の中の多くの女性が待ち望んでいた、大人のための本格的な濃密恋愛ドラマを完全小説化。
「人生で起きたことは、すべて宙ぶらりん・・・・どうしていいか、わからない。だから,明日は恐ろしく不安で、わたしはひとり・・・・」
「あなたじゃない、あたしが欲しいのは・・・・」
「・・・・・今でもわたしのこと、好きよね・・・・・・好きよね・・・・・・好きよね・・・・・」
「・・・・・・女として,希望を持ったのが間違いだったの・・・・・・」
などなど、大石静さんならではの心に刺さる台詞が溢れています。
狂おしいほど切ない、大石静ワールド。ドラマはもちろん見逃せませんが、台詞すべてを収録したこの文庫は、まさに極上の大人の恋愛小説です。

大石 静[オオイシ シズカ]
著・文・その他

松平 知子[マツダイラ トモコ]
著・文・その他

内容説明

6年前、不幸な無差別殺人に巻き込まれ夫を失った青木文(45歳)は、幸せを諦めきった乾いた日々を送っていた。海沿いのカレー食堂「ドライブイン・コントレール」を、息子の友樹(5歳)と生きるために営んでいる。そんなある日、長部瞭司という暗い影を抱えた失声症のトラックドライバーと出会う。会った瞬間から、どうしようもなく惹かれ合う二人。それまで無彩色だった文の毎日は恋に堕ちることで彩りを取り戻していく。しかし、その幸せも長くは続かない。物語は、ある女性の出現により、思わぬ方向に展開していく…。話題の濃密恋愛ドラマを完全小説化!

著者等紹介

大石静[オオイシシズカ]
東京都生まれ。脚本家。日本女子大学卒業。97年、NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」で向田邦子賞と橋田賞を受賞

松平知子[マツダイラトモコ]
愛媛県生まれ。神戸女学院大学卒業。『コントレール―罪と恋』で初めてノベライズを手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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