内容説明
復讐心から平王の墓を暴き死者を鞭打つ伍子胥だが。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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この漫画からカッコいい、使えたらいいなと思ったセリフ「もとより、命がけだ」と不動の姿勢と信条で相手を圧倒すること。歴史に登場する男は覇権の歴史に翻弄されつつもいつか自分(たち)が勝利者にと夢と野望を持って生きることを肯定している。しかし手段を選ばぬ騙し合い、殺しあいも肯定しているところは中国的な発想だ。日本なら武田信玄と上杉謙信の関係のように相手を敬いつつ戦い、敵に塩を贈るくらいの大きな器であるエピソードなどがあれば、歴史はもっと面白く読めるのに…とふと思った。 2017/08/26