内容説明
世界一の舞台裏、監督・仲間のことｅｔｃ…メジャー日記傑作選。
目次
第１章 なんでやねん、アメリカ
第２章 迷演・カージナルス劇場
第３章 トニー・トニー・トニー
第４章 田口家の人々
第５章 世界一のファンにいだかれて
第６章 苦しい時こそ笑っとけ！
第７章 世界一の名脇役
著者等紹介
田口壮［タグチソウ］
１９６９年７月２日生まれ。兵庫県出身。右投げ右打ちの外野手。１９９１年、関西学生野球リーグ・通算最多安打記録を持つ名遊撃手として、ドラフト１位でオリックス・ブルーウエーブ（現オリックス・バファローズ）に入団。高い守備力と勝負強いバッティングで、９０年代中盤には同期のイチローらと、オリックス黄金時代を築く。２００１年オフにＦＡ宣言し、セントルイス・カージナルスに移籍。マイナー降格などの紆余曲折を繰り返しながら、徐々に信頼を勝ち取り、いまやチームに欠かせない存在となった。２００６年にはワールドシリーズ制覇の原動力として、高い評価を内外で受ける。渡米した２００２年から、シーズン中毎日更新される『ＭＡＩＬ ＦＲＯＭ ＳＯ』で、ブログ時代の先駆者となった（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シラヌイ
2
カージナルスで優勝を体験した元メジャーリーガー田口。彼のカージナルス時代の日々を綴った日記というかエッセイというか集。特に野球がスキなわけでもない私がグイグイと引き込まれるような文章力。なんというか、構成力というか、話の落しどころみたいなのをちゃんと分かっている人の文章。あと、メジャーリーガー同士のやりとりとか、アメリカならではの生活とか・・・とてもいきいきと綴っている一冊。田口さんに俄然興味が湧いた！2010/08/09
佐月
1
日本人メジャーリーガーにしてネット文化のひとつブログ黎明期の立役者、田口壮さんのことは知っておいた方が良い、と夫にすすめられ購入。野球選手の著書はこれまでにも何冊か読んできたが、前書きを読んだ時点で他の同系の本とは一線を画する文章力と構成力に驚いた。プロのエッセイストに勝るとも劣らない。本書には田口さんが渡米中、現役野球選手として過ごした日々をリアルタイムで書き記したブログが収められている。プロアスリートの日常を選手本人がここまで詳細に、かつ赤裸々に書いた本は存在そのものが貴重だ。内容もとても面白かった。2025/04/16
青海老
1
さっくり読めました。一般人とはかけ離れているはずの経験を平易な文章で、感動を誘うでもなくただ実直に、関西人らしく書いているのが素晴らしかった。感動した。田口本にハズレなし2014/03/30
しんぺい
1
評判通り、文章がうまい。現役を引退しても仕事には困らないだろう。2009/10/21
じゃんけん
0
文字が大きく読みやすい やっぱラテン系はノリが軽くて、楽天的なんだな～（日本人とは違うな～） あと、とりあえず笑っとけ・・・この国では、野球をプレーし続けることが一番大切なんだ。メジャーだろうが、マイナーだろうが、どこでプレーするかなんて関係ない。だから、笑って野球やっとけ・・・2014/12/30
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