奇跡の名犬物語―世界一賢いロイヤル・ドッグ、トーンデーン

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  • サイズ B5判/ページ数 63p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784418068425
  • NDC分類 K645
  • Cコード C8097

内容説明

国王が救った野良犬は世界一賢い犬だった。忠誠心・がまん強さ・覚えのよさ・子犬の教育・礼儀作法。タイ国王が自ら書いた話題の本。

著者等紹介

プーミポン・アドゥンヤデート[プーミポン・アドゥンヤデート]
1927年生まれ。1946年6月に19歳の若さでチャクリー王朝第9代目の国王に即位。タイ国民から敬愛され、名君として絶大な支持を得ている。世界で最も在位の長い国王で、2006年6月には在位60周年記念祝賀式典が行われ、日本からは天皇皇后両陛下が出席した。幅広い分野に関心をもつ学者国王としても有名。大の愛犬家でもある

赤木攻[アカギオサム]
1944年岡山県生まれ。前大阪外国語大学長(タイ政治社会論)。現在は、日本学生支援機構参与(東京国際交流館館長)。長年タイ国との親善に尽力し、日本タイ学会会長、日本タイクラブ代表などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

63
図書館本。不敬罪のウィキペディアのページを見ていたら本書にたどり着く。 タイ国王も一人の人間で多くのペット飼いがそうであるように「ウチの子が一番!」という心情を持っておられるのだなぁ。とほのぼのしました。狂犬病も発生している国なのでほのぼのばかりはしていられないのですが。作風はどっちかというとBS朝日のネコイヌワイドショーみたいな感じか?ところどころ描かれているリアルで生き生きとした犬のイラストがナイス。2024/10/17

姉勤

38
先日、御隠れになったプーミポン泰王国々王陛下。陛下が国民向けにお手ずから著した小品。世界初の翻訳権を得て日本では絵本として。陛下が市井を巡幸された際、駆除されるところを救った野良犬の仔。「トーンデーン」と名付けられた雌犬は、古代エジプト由来の犬種「バセンジー」で、賢く、気高く、気品ある姿で陛下に仕える、トーンデーン。彼女を通して、信頼や、親愛や、規範を、タイ国民に対して優しく説かれる。2016/10/30

スイ

7
書いているのは何と、名君と聞くことの多いタイの前国王。 彼が自分の愛犬について書いたこの本。 格調高い「うちの子最高!」でした。 微笑ましかった。 それにしても、ほぼ野良で雑種の犬を国王が迎えるというのはすごい。 血統書付きの犬を輸入するより、野良犬と犬を飼いたい人のマッチングをもっと、というような意見も書かれていたのだけど、先駆けて自ら行ったんだなぁ。2019/03/21

ががが

5
タイの前国王が書いた愛犬トーンデーンについての絵本。トーンデーンの生い立ちや振る舞いなどが書かれており、普通の愛犬家が書いたごく普通の本かもしれないが、いかんせん著者が一国の長であり、タイ国民から絶大な支持もあった名君なのだから、どうしても何かしらのメッセージ性を感じてしまう。タイに滞在したときは狂犬病が怖くてタイの犬には近寄れなかったが、基本的に寝ていてまったく人を警戒しないところが印象的だった。当然だが国が変われば動物との接し方も変わる。2023/08/10

アンゴ

2
タイで最も尊敬を集めているプーミポン国王陛下の愛犬、元野良犬トーンデーン。 トーンデーンが「特別」な普通の犬である事は読んでみたら分かります。 ひょっとして犬を飼った事のない人には、信じられない事かもしれません。 タイのどこにでもいるようなミックスの地域犬(特定の飼い主はいないが、地域の人達に面倒見て貰っているワンコ)の母犬が、間一髪命を救われ、その母から生まれた一匹がトーンデーンでした。 古代エジプトの彫刻にも残るバセンジー種の特徴を色濃く残しているトーンデーンは、陛下のご理解により、侍従の方から「2007/06/16

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