出版社内容情報
中国とインドの伝統医学のドクターが効く食事を指導。体質診断つきなので、本当に自分に効く料理がみつかります。
内容説明
本書では、東洋医学のなかでも、中医学という中国伝統医学と、アーユルヴェーダというインド伝統医学を取り上げている。これらの医学は、薬や手技などのほかに、日々の生活に対しての処方箋を持ち、健康に生きていくための暮らし方を教えている。食養生とはそうしたなかで、食物の力を利用して体のなかのバランスをととのえ、健康を守る処方箋である。本書は、すべての人が賢く食材を選んでおいしく食べ、毎日の食事で健康管理ができる、そんな東洋医学流キッチンメディカルの実現を願って編集している。
目次
6体質別中国食養生で元気になる(中医学的に体質をチェック;気虚がよくなる食養生 ほか)
症状別食べて解消(胃腸の不調;かぜ ほか)
心と体のお茶時間
年齢別ゆるやかエイジング(女性(35歳~40代前半)のレシピ
女性(40代後半~50代)のレシピ ほか)
体質別インド食養生で元気になる(アーユルヴェーダの体質チェック;春(カパが増えやすい季節)のレシピ ほか)
著者等紹介
高橋楊子[タカハシヨウコ]
中国名、楊敏。中国漢方養生研究家。中国・上海市出身。幼い頃から祖母が作る中国薬膳に親しむ。上海中医薬大学医学部及び同大学院卒業。来日前は、同大学医学部中医診断学研究室常勤講師、同大学付属病院医師。1988年来日。東京都立豊島病院で東洋医学の仕事に携わる。上海中医薬大学附属日本校客員教授、中医学アドバイザーとしても活躍中
上馬場和夫[ウエババカズオ]
広島大学医学部卒。富山県国際伝統医学センター次長。医学博士。東西医学融合のための臨床研究を行っている。1994年、アーユルヴェーダの脈診に関する研究で、インドのグジャラート・アーユルヴェーダ大学からゴールドメダルを授与される。日本アーユルヴェーダ学会理事。日本温泉気候物理医学会認定医
高城順子[タカギジュンコ]
女子栄養短期大学食物栄養科卒。栄養士。料理研究家として、現代人のライフスタイルと味覚に合わせた『新感覚料理』をテーマに新しい食文化を追求している。親しみやすい人柄とユニークな語り口でテレビ出演も多く、雑誌・書籍でも大活躍
ミラ・メータ[ミラメータ]
インド・ムンバイ育ち。ムンバイ大学で化学を専攻後、料理学校で学ぶ。1974年にご主人アショクさんと来日し、1984年に東京・南青山にインド家庭料理の店『ビンディ』を開く。1男1女の母でもある。雑誌・書籍やテレビで活躍し、インド料理の講習会やボランティア活動もこなすなど活動の場は幅広い
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