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内容説明
子どもたちにぜひ読んでほしい新美南吉の名作のベスト10話を収録している。小学生向き。
著者等紹介
新美南吉[ニイミナンキチ]
1913年愛知県生まれ。31年半田中学校卒業。岡崎師範学校を受験したが身体検査で不合格となり、半田第二尋常小学校の代用教員になり、五か月勤める。32年東京外国語学校英語部分科(東京外国語大学の前身)に入学。「ごんぎつね」を発表。「手ぶくろを買いに」を発表。43年安城高等女学校を辞職。病床で童話を書き続けたが喉頭結核で死去
北川幸比古[キタガワサチヒコ]
童話作家/詩人/早稲田大学エクステンションセンター・オープンカレッジ詩・童話講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chacha
11
半田にある新美南吉記念館に行ったので、読みたくなりました。知らないお話もあって面白く読めました。名作10編。生まれ育った岩滑を題材にしたものが多かったんですね。「おじいさんのランプ」や「牛をつないだつばきの木」は当時の情景がいまならよく理解できる。今の子どもたちに電気や水道のない生活を想像できるだろうか。2020/02/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
『ごんぎつね・牛をつないだつばきの木・花のき村とぬすびとたち・おじいさんのランプ・手ぶくろを買いに・がちょうのたんじょう日・でんでんむしの悲しみ・二ひきのかえる・去年の木・一年生たちとひよめ』 牛をつないだつばきの木・おじいさんのランプ・去年の木・一年生たちとひよめ、を読みたくて借りました。新美南吉の年譜や文学紀行も読み応えありました。いつか行ってみたいな。2019/08/12
tomatobook
8
新美南吉の厳選童話10作品。有名な〝ごんぎつね〟〝手ぶくろを買いに〟など。南吉年譜や編集者の作品解説もあり、たっぷりと南吉の世界に浸れる。わたしの子供時代なら少しは想像できた言葉や時代背景が、今の子供はずっと過去の歴史で古文書を読むような感覚なのかもと感じた。でもそこはかわいらしいイラストや表記を工夫して教科書に掲載してほしい。2019/12/31
押さない
3
ごんぎつね・牛をつないだつばきの木・花のき村とぬすびとたち・おじいさんのランプ・手ぶくろを買いに・がちょうのたんじょう日・でんでんむしの悲しみ・二ひきのかえる・去年の木・一年生たちとひよめ2019/04/06
hinata
2
たまに童話が読みたくなります。息抜きではなくふっと「ごんぎつね」頭にうかんできて、それなら今まで読んだことのない作品もあるので図書館で借りてきました。ご んぎつねはもちろんのこと「でんでんむしの悲しみ」も短い作品ですが良かった、悲しいのは自分だけじゃない、みんなそれぞれに悲しさを抱えて生きている、そう分かった時、救われるのですね、人生も同じだな。2016/11/30
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