出版社内容情報
アイヴィー編ついに完結!希望の第8集!
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。
植物が枯れ酸素も薄くなった世界。
しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、わずかな酸素を作り出して生き延びていた。
そんな世界で貧困に喘ぐトーシローもまた、霊花になることを選ぶ。
霊花になるまでの時間を豊かに生きようともがくトーシロー。
そんなトーシローの前に、完全に「霊花」となっても動き回るアイヴィーが現れる。
アイヴィーとの激闘の最中、トーシローとアイヴィーは
あらゆる生物の記憶と感情が息吹く花畑で言葉を交わす。
そこで二人に芽生えた不思議な感情とは…?
【編集担当からのおすすめ情報】
圧倒的な画力と秀逸な設定で表現されるのは、現代にも通底する「格差」と「貧困」の問題。舞台は100年後の未来ですが、今を生きる人にこそ読んでほしい物語です。絶望の世界であてもなく生きていくのか、植物となり残りの生に豊かさを見出すのか、人々に突きつけられる究極の選択に注目ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
8
ここで、序盤に出てきた「南極」が語られるのか…面白かったです。南極に籠もってる「セントラル」の理念で転花する人たちは全て礎に、というのは九大博士も怒る…と思ったらやっぱりちょっと方向性が違いました。人は進化できるかもしれないのに、なんだな。。九大博士は生き延び方もマッド。そんなやり方したら3年以上いけるのか、と思ったけど他の誰にも真似できないやり方です。霊花捜査の短編を挟んで、新章突入のようです。2024/04/21
たけのこ
2
この辺で終わるのか?と思いきや、折り返し地点的な感じになりましたね。やぱりこの人間が植物になってしまった絵面の強さってすごいですね。さてどんな感じで進んでいくんでしょうね。一回自分のなかでも整理しないとよくわからんなってきている(笑2024/04/14
Dー
1
一応アイヴィー編?の決着はついたように感じたけど、九大博士もまだまだ謎だし、南極のセントラルという存在やトーシローを作った人物の捜索だったり色々と知りたいことが増えて世界観が深まっていくのを感じた。それでも満足してるのは確かにキャラ達が掘り下げられて成長を感じられたからだと思う。2024/10/06
イヌヌモー
0
アイヴィー編というのかな?結末めっっっちゃ面白かった。色々な新事実発覚。今後も楽しみ。2025/03/14
かな(^^)よ
0
☆4.02024/10/18