出版社内容情報
伊勢の神宮の基礎知識から、神事、塩作り、衣作り、土器作りなど、神宮の一年を彩る神事の数々を未発表写真を交えて展開。
内容説明
世界が求めている“調和”の思想、日本が忘れてしまった“自然観”…魂の原点を求めて、足掛け2年におよぶ取材から見えてきたものが、ここにはある。
目次
巻頭口絵 伊勢の神宮 瑞穂の国の祭りと祈り―千古の時を経て受け継がれてきた祈りの心とかたち
第1章 伊勢の神宮とは何か―日本人の深遠なる原点へ
特別インタビュー 北白川大宮司に聞く―神宮の持つ“普遍”の世界に触れてください
第2章 神宮の祭り―神宮の正月 神嘗祭に向かって
第3章 御装束神宝―すべては式年遷宮のために
第4章 式年遷宮―天地のすべてを一新する類なき壮大な祭り
第5章 神饌をつくる人々―神宮を支える縁の下の力持ち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mari
6
この写真そのものが神々しく神様の息吹が感じられてでただただありがたい気持ちになる。年間の数々の祭り、日々のお祀り、朝な夕なに大神饌を捧げる、一つ一つの所作がシンプルでいて美しい。千年の時を経ても受け継がれて神様への感謝の祈り。秋にはいよいよ神様のお引越し。遷宮前後にぜひ参拝したい。2013/06/07
Celeste
0
写真がすごく美しく,神々しい。田植えをしたり塩を作ったりする人々の服装まですべて古式に則り,昔ながらの方法で神饌を作っているのに驚いた。2013/04/19
Kuliyama
0
神宮へ再訪したくなりました。2013/01/05
chie
0
御神宝の美しさにうっとり。常設されているという神宮微古館に行きたい。2011/12/27
Kumi
0
大人の知的好奇心を満足させるにじゅうぶんな神宮案内本。著者名・空海は「くみ」と読むらしい。2008/07/15