出版社内容情報
メーテルリンク原作の「青い鳥」を、小学校低学年の子どもたちに向けて高田敏子が再話。いわさきちひろの美しい絵とともに名作を絵本版で。
内容説明
どうぶつやものの話がわかったらどんなに楽しいかと思いませんか？クリスマスの前のばんに、チルチルとミチルのきょうだいがうつくしい光のめがみからもらったのは、どんなものの話でもわかるふしぎなぼうし。ふしぎなぼうしをかぶったチルチルとミチルは、びょう気の女の子をなぐさめるために、青い鳥をさがしに出かけました。ふたりがおとずれる国のどこで青い鳥はみつかるのでしょうか。さあ、みなさんも青い鳥をさがしにチルチルたちといっしょに出かけてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
56
チルチル、ミチルの きょうだいは、びんぼうな きこりの 家の 子どもでした。クリスマスが きても チルチルと ミチルの 家には クリスマス・ツリーも ありません… ■ メーテルリンクの名作をちひろの美しい絵で辿る絵本を読みました。そうそう、こんなのが読みたかったの♪ ■原作は1909年の戯曲。元は子供向けではありませんが、この本は10歳くらいから読めるかな。人の幸せについて教えてくれます。往時の空気が伝わる解説も良かったです ( ' ᵕ ' ) （原作 1909年。1969年。2001年新装再版）（→続2021/12/24
ケロコ
26
【図書館】偶然見つけたこの本の挿し絵はいわさきちひろ。まさか、このシリーズの挿し絵は全て彼女なのか？と調べてみたら、違いました。青い鳥を読んだのは実に40年以上振りだ。ちひろの絵を楽しむためにめくった児童書であるが、たまにはこうして昔を省みることは楽しいと思った。大満足の1冊でした。2018/11/21
Willie the Wildcat
26
久しぶりに次男と再読。見た目に捉われ、本質を見失う。幸せとは何か。人生は冒険。その時その時をいかに捉えるかも、人生の醍醐味。感情、思考、言動など、人間の表裏を描写。そして、辿り着く回答は・・・。絵もいわさき氏の幻想的な世界。お気に入りは『みらいの国』。純粋さに、時にどきりともする・・・。次男のお気に入りの一冊。曰く「虹が頭に浮かぶ」とのこと。哲学的だ・・・。（汗）2013/03/17
こどもふみちゃん
6
購入して何度も読み聞かせたと思うほどの絵本でした。が、これでもダイジェスト版のようなので、本物を読んでみたい、きっとずっといいだろうな。色々な幸せの精の登場シーンがすき→青空の幸せ、森の幸せ・・・、星の出をみる幸せ、雨の幸せ、無邪気な考えの幸せ、とても駄々っ子の幸せ。喜びたちもやってくる～～、健康な喜び、正義の喜び、考える喜び、仕事をする喜び…。是非子供達に読み聞かせたい内容だと 母として感じました（*^_^*）５・６・７・８・９・１０歳向け。2013/12/15
いよ
4
いわさきちひろの絵、ということで購入。 水彩の綺麗な色使いが「青い鳥」の世界観にピッタリ。2010/08/05
