出版社内容情報
「莫山美学」「莫山夢幻」に続く莫山三部作。空海、芭蕉、良寛といった著者積年の関心事をやさしく説く。身辺エッセイ、漢詩観ほか、「余情」を味わい、「余韻」を楽しむ清澄な随筆28篇。目に見える、形あるものではなく、想像力を飛翔させて、はじめてつかみ得る詩想の世界に誘う。
内容説明
「余情」を味わい、「余韻」を楽しむ28編。
目次
折ふしに想う
山家暮らし
虚空燦燦
わたしの逢った人
不思議な俳人
わが胸中の神と仏
仁王さんのお経
手をめぐる三百字
最澄
空海
空海の書
道風の憂愁
行成の造形
“かな”の系譜
西行と俊成
栄西
親鸞
道元・日蓮・妙超
禅僧の書と現代
空海―青春の謎
芭蕉と伊賀
良寛を語る
筆墨硯紙の世界
文房四宝に想う
印材ものがたり
文字夢幻
里の書 街の書
漢詩と歩く
著者等紹介
榊莫山[サカキバクザン]
書家。1926年(大正15年・昭和元年)、三重県上野市生まれ。京大文学部で中島勉に美学を学ぶ。学徒出陣で鹿児島に赴くが、そこで終戦。戦後、書を辻本史邑、篆刻を梅舒適に師事。史邑が創立した日本書芸院、前衛書家の奎星会で活躍。いずれも最高賞を連続受賞し、20代で審査員にまでのぼりつめるが、’58年、一切の肩書きを捨てて野に下る。以来、30代からの『土』『女』『樹』といった作品や、50代からの、絵のかたわらにロマン溢れるフレーズをおいた“詩書画三絶”の作品など、独自の世界を構築
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