出版社内容情報
多くのお茶人から尊敬されている堀内宗心宗匠は、表千家の長老として、また長生庵の前庵主として著名な存在。81歳を越えた今も現役で茶の精進に励み、指導もされている。その永年に渉る茶の研鑽から得た境地を語り、「わび茶の本義は道具一種に徹すること」、「点前はやがて解脱にいたる」など、宗匠の貴重な言葉が集大成された、お茶人には必見の書である。
内容説明
道具一つあれば茶事はできる。茶の真価を悟った著者が八十一歳までの研鑽を語る。
目次
第1章 茶道について考えること
第2章 わが人生、思い出の人々
第3章 わび茶の原点
第4章 茶の湯と禅
第5章 茶の科学
第6章 私と茶ごころ