出版社内容情報
綾束 乙[アヤツカ キノト]
著・文・その他
唯奈[ユイナ]
イラスト
内容説明
銀狼国の王城で働くトリンティアは、ある日癒しの力を見出され、冷酷な新皇帝ウォルフレッドに仕えることに!彼は銀狼の血ゆえに、眠りを妨げる苦痛に苛まれているという。常にそばに侍り、夜は抱き枕になって癒せと言われるが!?「わたしのそばから離れるな」って―お仕事とわかっていても陛下が甘すぎて心臓が保ちません!そんな中、反皇帝派の陰謀も動き出して…?甘く切なくじれったい、身分差恋愛譚!魔法のiらんど大賞2021小説大賞恋愛ファンタジー特別賞受賞作。
著者等紹介
綾束乙[アヤツカキノト]
B型。大阪府出身。魔法のiらんど大賞2021小説大賞“恋愛ファンタジー特別賞”を受賞。受賞作を改稿・改題した『身代わり侍女は冷酷皇帝の『癒し係』を拝命中『花の乙女』と言われても無自覚溺愛は困ります!』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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十六夜
6
伯爵家の養女で王宮の侍女として働くヒロイン。ひょんなことから皇帝とふれあい、皇族の癒やしとなれる「花の乙女」であることが判明。そのまま皇帝のそば仕えに。あまりに痩せ細っていて鶏ガラ扱いされるけど、一緒にいるうちにヒロインの清らかさに惹かれ~という感じ。ヒロイン、生い立ち上しかたないとはいえ申し訳ありませんを言い過ぎていて若干イラッとする(笑)最後はヒーローも彼女への思いを自覚してしっかり告白してのエンドなのでよかったけれども、そこまで長かったなと。このまましっかり愛してヒロインの自己肯定感を上げてくれ~。2022/10/15
おもち
5
うーん、私には合わず。ヒロインが育った環境から仕方ないとはいえ、最初から最後までビクビクオドオドしていて彼女が悪くないことでもとにかくすぐ謝るの繰り返しが苦手でした。成長して陛下には慣れて落ち着いていく流れだったら良かったのになぁ。 あと宰相のキャラが偉そうで最後まで好きになれなかった。2022/12/03
菊地
1
この手の作品としては手堅いけど、虐待されたことによる卑屈さと受け身な姿勢は個人的な好みからは少し外れていた感じ。2022/11/05