内容説明
データ利活用とプライバシー・個人情報保護の両立をどう進めるか。IoT、AI、カメラ画像、位置情報、購買データ、フィンテック、情報銀行、ブロックチェーン等、企業が対応を迫られる最新課題を網羅。「利活用」と「保護」の両視点から、実務のポイントと具体的取組を詳説。令和2年個人情報保護法改正に対応!
目次
第1章 概説―データ利活用とプライバシー・個人情報保護に関する近時の流れ
第2章 基本事例に関する検討(個人情報の基本的な取扱い;プライバシー情報の取扱い;事前検討(制度設計) ほか)
第3章 データの種類に応じた利活用(IoT、ビッグデータ;AI;カメラ画像情報 ほか)
第4章 データの利用分野に応じた利活用(顧客分析;インターネット・広告 ほか)
第5章 データ流通における利活用(情報銀行、パーソナルデータストアの利用;ブロックチェーン ほか)
著者等紹介
渡邊涼介[ワタナベリョウスケ]
弁護士(光和総合法律事務所)。平成18年慶應義塾大学法務研究科(法科大学院)卒業、新司法試験合格。平成19年弁護士登録(第一東京弁護士会)。総務省総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課専門職(平成26年9月~平成28年6月)、同部消費者行政第一課、消費者行政第二課専門職(併任)(平成28年7月~平成29年3月)。総務省では、総合通信基盤局における個人情報・プライバシー保護の担当者として、平成27年個人情報保護法改正、電気通信ガイドライン改正に関わるほか、位置情報、スマートフォン、IoT、ドローンなどの情報通信技術に関わる施策、情報漏えいの対応等を担当する。また、総務省の会議やIoT推進コンソーシアムデータ流通促進WGに事務局として参加し、カメラ画像等の施策に関わる。弁護士業務では、IT(情報技術)・ICT(情報通信技術)に関連する企業を中心に、データの利活用を、プライバシー情報・個人情報保護と調和して実現させる観点から法的助言をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。