内容説明
消費者金融業の軌跡を素描!!消費者金融業者を「貸金専業者」と「貸金兼業者」に大別、かれらが最終的にクレジットカード業に収束していった歴史的背景と、それに決定的な働きをした最高裁及び種々の裁判所における重要判決例の要点をそれぞれ詳細にまとめた稀覯書!!
目次
第1章 貸金業者の栄枯盛衰(貸金業の開拓者(貸金専業者)
貸金業の追随者(貸金兼業者等) ほか)
第2章 貸金規制の変遷(旧「利息制限法」等による規制(戦前・戦後~昭和28年)
「利息制限法」と「出資法」による規制(昭和29年~昭和57年) ほか)
第3章 過払金訴訟の最高裁判決(利息制限法の解釈論;不当利得(民法703条) ほか)
第4章 貸金兼業者に対する過払金訴訟の判決例(A社の主業;貸金業の内容 ほか)
巻末付録