内容説明
法的三段論法がなされる以前の段階にあって判決結果に対して決定的な影響を及ぼす法的な思考過程に着目し、争点整理手続において何を口頭でやり取りすべきかについて圧倒的な筆致で綴る訴訟実務家による意欲作!!
目次
ある弁護士
争点整理と要件事実
三段論法
法的三段論法
ミクロ正当化
トゥールミンの議論図式
視線の往復
マクロ正当化
発見の過程
具体例での検討
口頭でのやり取り
要件事実論
まとめ
著者等紹介
永島賢也[ナガシマケンヤ]
弁護士(東京弁護士会所属)。筑波アカデミア法律事務所。福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。早稲田大学大学院修士課程修了(民事訴訟法)。日本弁護士連合会民事裁判手続に関する委員会(平成25~28年副委員長)。東京弁護士会民事訴訟問題等特別委員会(平成22年委員長)。民事訴訟法学会会員、日本法哲学会会員。東京大学大学院法学政治学研究科専任講師(平成16~18年)。筑波大学法科大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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