内容説明
知的財産法の実務をリードしてきた片山英二先生の還暦を記念し、第一線で活躍する国内外の著名な研究者・実務家39名が、最先端のテーマに鋭く迫る。知的財産法の新潮流を把握する上で好適な論文集。
目次
発明の進歩性―その法理と比較法的考察
片山君のこと、ボーダーレス時代を迎えた製薬産業と重要判決2題
特許出願に係る発明の要旨認定とクレーム解釈について
急速な技術の進歩に対応するための発明保護と記載要件について―サポート要件導入の功罪と今後の展望
同一性保持権侵害と原状回復措置請求に関する一考察
特許侵害訴訟における和解に関する一考察(独禁法上の問題に敷衍して)
機能的クレームの日米比較
革新的な知財ビジネスモデルへの挑戦―ライフサイエンス分野を中心として
アライアンスにおける知的財産の評価とその重要性
用途発明及び用途限定を含む発明の権利行使に関する一考察―物の発明の視点から〔ほか〕