内容説明
内部告発は企業のコンプライアンスに対する認識を高める等の重要な役割を果たしてきた。168の裁判例を取り上げ、裁判分析と訴訟実務の第一人者がその法理と実務を明らかにする。
目次
第1 公益通報等をめぐる裁判例(公益通報制度の概要;公益通報制度の運用 ほか)
第2 内部情報の取得等をめぐる裁判例(内部情報の取得等の概説;内部情報の取得等をめぐる裁判例)
第3 情報提供をめぐる裁判例(情報提供の概説;情報提供をめぐる裁判例)
第4 公益通報をめぐる対策(内部告発の今後の動向;内部告発者の負担 ほか)
著者等紹介
升田純[マスダジュン]
中央大学法科大学院教授・弁護士。1974年京都大学法学部卒業。農林省(現農林水産省)入省。1977年裁判官任官・東京地方裁判所判事補。1990年東京地方裁判所判事。1992年法務省民事局参事官。1996年東京高等裁判所判事を経て、退官。1997年弁護士登録。聖心女子大学教授。2004年中央大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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