内容説明
第一線で活躍する裁判官らが、知的財産関係訴訟の手続の一般的な概要、知的財産権侵害訴訟及び職務発明相当対価請求訴訟において現在直面している実務上の諸問題について、わかりやすく解説。急速な技術革新の流れのなかで次々に提起される新たな問題についても法的な解明を目指し、知的財産権紛争の迅速な解決のための指針を示す。
目次
第1部 知的財産関係訴訟の手続の一般的な概要(知的財産権侵害訴訟の特色;訴え提起;特許権侵害訴訟の実際について(モデルケースについての説明)
知的財産権侵害訴訟の審理の特色について
審理の充実と営業秘密保護のための方策
和解について
仮処分について
審決取消訴訟の審理の特色)
第2部 特許、実用新案権(侵害訴訟;職務発明の相当の対価請求訴訟; ほか)
第3部 商標権侵害訴訟(真正商品の並行輸入;インターネット上での商標権侵害)
第4部 意匠権侵害訴訟(最近の改正について)
著者等紹介
飯村敏明[イイムラトシアキ]
知的財産高等裁判所判事
設樂隆一[シタラリュウイチ]
東京地方裁判所判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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