内容説明
平成17年改正独禁法に完全対応。日本(独禁法)・米国(反トラスト法)・EU(競争法)の最新法情報をフォローし、三極の競争政策を比較検討する画期的独禁法実務解説書。
目次
第1部 序論(日米EUの独禁法と規制制度の特色;競争政策の法と経済学)
第2部 競争者間の協調行為の規制(カルテルと正当な協調の区分方法;カルテルの立証方法 ほか)
第3部 合併の規制(市場の画定方法;合併の規制)
第4部 企業の対抗関係への規制ルール―支配的企業の排他行為への規制(排他行為の規制基準;単独の取引拒絶に対する規制 ほか)
第5部 流通戦略と独禁法―垂直的制限の規制(再販売価格維持とテリトリー制等―ブランド内制限の規制;排他取引と抱合せ取引―ブランド間競争制限の規制)
著者等紹介
滝川敏明[タキガワトシアキ]
1948年兵庫県生まれ。1971年京都大学法学部卒業。公正取引委員会事務局入局後、1976年カリフォルニア大バークレー校経営大学院修了(MBA)。OECD日本政府代表部一等書記官、公正取引委員会産業調査室長・審判官室長・渉外室長、富山大学経済学部教授、関西大学法学部教授を経て、関西大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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