内容説明
行政事件、労働事件、人事・家事事件、倒産関係事件、今日重要性を増している知的財産権事件等の多様な事件における要件事実及び上告審・控訴審などの特徴にも着目した要件事実を、理論と実務の両面から徹底的に論ずる。
目次
上告審と要件事実
控訴審と要件事実
簡易裁判所民事事件と要件事実
人事訴訟と要件事実
家事審判と要件事実論
倒産関係事件と要件事実―新破産法の否認権制度見直しにみる否認要件の明確化と要件事実論
保全事件と要件事実
執行関係事件と要件事実
和解・調停と要件事実
会社関係事件と要件事実
手形小切手事件と要件事実
労働事件と要件事実
行政事件と要件事実
知的財産権事件と要件事実
著者等紹介
伊藤滋夫[イトウシゲオ]
昭和29年名古屋大学法学部卒業、同年司法修習生。昭和31年東京地・家裁判事補。同36年米国ハーバード・ロー・スクールマスター・コース卒業(LL.M.)。同41年東京地方裁判所判事。以後、東京高等裁判所部総括判事などを歴任。平成7年退官。その間、司法研修所教官、司法試験考査委員なども務める。創価大学法科大学院教授、法科大学院要件事実教育研究所長、弁護士、博士(法学)
長秀之[オサヒデユキ]
東京地方裁判所判事
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